時を越えた才能の邂逅
ホワイトマウンテニアリング×フリッツ・ハンセンのグランプリチェア
新しい生活様式下、初めての今夏。落ち着ける自室に“アガる逸品”をお探しの諸兄にお届けしたい一脚がある。60年間、世界の食卓を彩り続けるアルネ・ヤコブセンの「グランプリチェア」。
初めてタッグを組むのは、テキスタイルに精通し、イスのコレクターとしても知られるホワイトマウンテニアリング代表・相澤陽介氏だ。
寄木細工に想を得た氏のデザインを創業177年の老舗の京織物店が体現。9層の合板に、2年間の試行錯誤を経て完成した高密度のジャガード織りを乗せ、耐久性と生地の風合いをプラス。
洗練された名作は、日本住居に馴染みつつ、華を添える新名品として再誕生した。一脚で空間が変わる、そんな体験をスタッキングを躊躇うほど美しい本作で、お尻置き、もとい、お見知りおきあれ。
お問い合わせ先
フリッツ・ハンセン青山本店
TEL:03-3400-3107
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)