紺ブレを新鮮に。“ドレスミリタリー”の出番だ!
紺のブレザーは男の永世定番。装い次第ではカチッとフォーマルな雰囲気となり、その場合シックなドレス時計がとてもよく似合う。金ボタンに合わせて金時計を選んでも素敵だ。実際トラッド好きならそんな合わせを実践しているだろう。
ただもっとライトに紺ブレを着こなしたい人なら、ミリタリー時計の合わせが面白い。紺ブレは海軍の制服を出自とするだけにもともとミリタリーと相性がいいもの。昔から軍パンと合わせる人が多いのがその証拠だ。
とはいえあまり武骨過ぎる時計は大人の品を失う。IWC「マーク・シリーズ」のようなクラシックで程よくドレス感のあるものがベスト。紺ブレを新鮮に、そしてより男らしく見せる一手として覚えておきたい。
IWC / アイ・ダブリュー・シー
パイロット・ウォッチ・マークⅩⅧ“プティ・プランス”
青文字盤×茶ベルトの合わせも粋な雰囲気
英国空軍も採用した伝説のパイロット時計「マークⅪ」を祖とするマーク・シリーズ。こちらは現行の「マークⅩⅧ」をベースに、飛行士でもあったサン=テグジュペリの名作「星の王子さま」をモチーフとした特別作。ミッドナイトブルーの文字盤が美しい。径40mm。自動巻き。SSケース。カーフストラップ。52万円(IWC)