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エディション・コウジ・シモムラ

ミシュラン2ツ星のフレンチ、エディション・コウジ・シモムラでは、「今の時期、3食料理を作っているうちに、自分の味に飽きてしまった、という方も多いのでは。そんな時に、プロが作る味で、生活にメリハリをつけてほしい」（下村浩司シェフ）と、ガストロノミーなビストロ料理の全国配送をスタート。

レストランで提供する料理とは異なり、「お子様からお年寄りまで、誰もが楽しめる味が、今求められているはず」と、家庭での再現性の高い料理を1から考えたそう。これまでにJALファーストクラスの機内食やJR九州の豪華列車「ななつぼし」の監修を始め、様々な食のコンサルティングを行ってきた下村シェフならではの工夫が生きている。

「機内食で提供するハンバーグの考え方を応用し、家庭での調理でも、失敗なく非常にジューシーになるような配合を考えています」そして、多くが使い捨てのプラスティックの容器ではなく、そのままテーブルに出せるデザイン性の良い耐熱ガラスの皿での配送。サステイナブルなアプローチであると同時に「家庭での食事を豊かにするのは、見た目も大切です。料理は栄養を摂るだけではなく、心を豊かにするものであってほしい」という思いがあるからだ。例えば、ポトフは輸送中に野菜が崩れないよう、ブイヨンにゼラチンを加えているので、柔らかく煮た野菜も綺麗な状態を保つことができるそう。新たな商品も考案中とのことで、目が離せない。