“これは絶対名作になる!”というヒット確実な名作の”たまご”たちを編集部員が徹底討論。
デ ペトリロのリネン混ジャケット
紺ジャケのニューフェイスに
春夏用紺ジャケのアップデートに最適
平澤紺ジャケは最初に揃える必需品なだけに昔買ったものを着続けている人も多いんじゃないかな。
小曽根だからこのジャケットを紹介したいというわけですね。
平澤そういうこと。ネイビー無地だけれど、ちょっとメランジ感ある色調で普通のネイビーに物足りなさを感じる人にも刺さるはず。
小曽根ほんのり艶もありますね。基本しなやかだけれど、わずかにハリやシャリ味も感じるし、ひょっとしてリネンが入ってます?
平澤ご明察。生地はウール50%+リネン50%。ウールの復元力とリネンの清涼感を併せ持つ、春夏ジャケットに絶好の素材だと思う。
小曽根軽快な仕立てに定評あるブランドだけに、着心地もめちゃ快適ですよ。ベーシックだけれど広めのラペルや丸みのある肩が今らしいムードを作るのもいい。
平澤この生地とデザインならデニムなどを合わせるカジュアルな着こなしもサマになりそうだね。
小曽根紺ジャケをアップデートしたい人にはおすすめですね!
モダンなナポリスタイルとメランジ感ある紺がマッチ
肩と首回りに柔らかく吸い付くデペトリロの定番ジャケットに、英国マーリン&エヴァンスのウール50%+リネン50%生地を載せた一着。紺地に白糸がメランジ調に現れ、ベーシックな合わせもどこか洒脱に見せてくれる。14万3000円(ビームス六本木ヒルズ)
話したのはこの2人
平澤香苗(オンライン編集長)
ウールとリネンを半々に混紡した生地は個人的にも大好物。
小曽根広光(ファッション担当)
デ ペトリロのジャケットは長時間着ても疲れ知らずと絶賛。
Brand HistoryDE PETRILLO(デ ペトリロ)
ナポリの伝説的サルトリアで修業を積んだ気鋭の職人が2006年に設立したファクトリーが母体。’14年より自身の名でブランドを始動。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年4月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)