服だけでなく“装い方も整える”「齋藤服飾研究所」のオーダースーツ

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未来の大御所の“お得意さま”になるために
新鋭職人と“今から絆を深める”

新鋭職人

古今東西問わず、粋人はパトロネージュの醍醐味を知っている。すなわち、“これは”と思った職人にいち早く注目し、彼らの成長を見守る愉しみだ。

才気にあふれた新鋭たちを今から贔屓にしておけば、将来巨匠になった彼らの作品を、より特別な思い入れとともに愛用することができるだろう。

SAITO APPAREL LABORATORY / 齋藤服飾研究所
代表 齋藤秀明さん

齋藤秀明さん

服だけでなくスタイルを誂える秘密基地

浅草橋にある“看板のないサロン”齋藤服飾研究所は、英国名門ブランドに長く携わってきた齋藤氏が’18年に始動させたものだ。フルオーダーも展開しているが、注文はメイド トゥ メジャーが多いという。

しかし、ゴージの角度や高さなど、普通MTMでは不可能な調整まで自由自在なうえ初回は仮縫いも行い、一連のプロセスにおける接客は齋藤氏がすべて行う。語源から考えれば“Bespoke”そのものだ。

そして最大の特徴は、長年接客のプロとして採寸からスタイリング提案まで行ってきた氏ならではのトータルプロデュース力である。

「ゴールはお客様のトータルスタイルを、お客様ご自身とともに作り上げていくこと。その基礎となるのがジャストフィットのスーツという考えです。ですから、スーツやジャケットをオーダーいただいた際には、それに合わせるシャツタイを一緒にご提案させていただくこともありますね」

単に服を仕立てるだけでなく、その装い方まで“誂える”ことができるのが、齋藤服飾研究所の大きな強みなのである。

ブリティッシュをベースにはしているが、顧客に応じてイタリア的な仕立てのスーツを作ることもあるそうだ。

ちなみにパーソナルなサービスだけあり、実は裏メニューもあったりする。その詳細は、得意客になって確かめてみてほしい。

体にぴったり沿うクリーンな肩周り

\ Shoulder /

Shoulder

ブリティッシュをベースとしているだけあり、肩周りはクリーン。入念な補整により、余計なシワを極力排除するよう仕立てられている。ゴージは高めだが、好みで変更することも可能だ。

美しくシェイプしたウエストライン

\ Back /

Back

ウエストをグッとシェイプし、裾に向かって自然に広がるバックスタイル。これも英国的な美意識を反映したものだ。カジュアルなコーデュロイスーツも、ノーブルな佇まいになっている。

齋藤服飾研究所

ジャケットのMTM料金は14万5000円~。納期は1ヶ月半~。来店時はメールにて要予約。

住所:東京都台東区浅草橋4-5-4 斉丸浅草橋ビル5F
info:info@hideakisaito.tokyo



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年1・2月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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