アット ヴァンヌッチ大躍進
ATTO VANNUCCI/アット ヴァンヌッチ

1「固定観念に囚われない“エキセントリックさ”が常に新鮮」
グジ ディレクター・岩佐淳宏さん
贅沢なカシミア100%は裏地なしの3つ折り仕立て。5万円(グジ 東京店)
2「ヴィンテージを基調としつつ独創的なヒネリが効いています」
ストラスブルゴ メンズアシスタントバイヤー・佐野達彦さん
艶やかなシルクサテン地。3万3000円(ストラスブルゴ)
3「柄出しから行う徹底した作り込みが生む、唯一無二の色柄表現が魅力」
ブリッラ ペル イル グストディレクター・無藤和彦さん
秋に映える渋色。2万8000円(ビームス 六本木ヒルズ)
4「工芸品のような手縫いの技と洗練された色柄に魅了されます」
エストネーション メンズバイヤー・中森博一さん
ストライプ&小紋のレトロ柄。2万7000円(エストネーション)
バイヤー陣の熱視線独占
ここ10年を振り返っても、これほど脚光を浴びているネクタイブランドはアット ヴァンヌッチくらいではないだろうか。今や有名ショップのほとんどが買い付けており、カジュアル化の進む中でも驚くほど売れていると聞く。セッテピエゲの軽やかな締め心地や、フィレンツェの熟練職人による最高品質のハンドメイド。もちろんこれらも人気の理由だが、他社が決して真似できない独特の色柄表現も唯一無二の魅力だろう。代表の加賀健二氏による生地デザインはまさに秀逸の一言で、氏が大量に保有するアーカイブを参考に、長年の経験で培われたセンスで時代を先ゆくコレクションを展開。締めるだけで〝わかってる〟装いを築けるタイだ。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)