“外せる”男の絶妙な匙加減
どこかに“外し”を加えて、個性を表現したい。ファッションを愛するものなら必然的に湧いてくる気持ちだろう。そこで、冬の休日スタイルにて“いつもの革靴”代わりにラグジュアリーなブーツをひと挿ししてみてはいかがだろうか?
一流ブランドのスニーカーが人気のように足元の上品カジュアル化は、今ひとつの旬。この秋冬も、その流れからか「ドレス靴の重鎮によるブーツ」が多く見受けられるのだ。いずれも馴染みの、イタリアの名門ゆえ、その品質は抜群。
また、今の気分であるスポーティ&アウトドア感を取り入れるにも最適だ。例えば、美しいコートスタイルの足元に。上品な装いに少し“強さ”を添える。大人の男ほど効く“外し”となる。
トッズのポラッコゴンミーニキャップ
トッズの名作靴、ゴンミーニの象徴とも言える、ラバー・ペブル(ゴム突起)をトウ周りを覆うパーツに応用したブーツ。足馴染みの柔らかいカーフスエードが足首に快適フィットする。オリジナルのラバーソールも長時間の歩行を心地よくサポート。冬らしいシックなブラウンの色合いは、幅広い装いに自然と馴染む。8万3000円(トッズ・ジャパン)
サントーニのサン・モリッツ
グレーがかったナチュラルなスエードの風合いがラグジュアリーな印象のレースアップマウンテンブーツ。サイドジップが内側に付き、紐を解かずに楽に脱ぎ履きができる。起毛素材のシューレースは、武骨さを和らげ、落ち着いた大人の品格を演出。踵のオレンジのディテールもイタリアらしい洒脱な演出だ。マッケイ製法。8万3000円(リエート)
お問い合わせ先
トッズ・ジャパン
TEL:0120-102-578
リエート
TEL:03-5413-5333
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)