Tweed in the City —「今」な王道スタイル1週間—
休日にぴったりの気楽なツイード
ブルゾンとジャケットの中間的に使える羽織りものは、ここ数年休日に欠かせないワードローブになった。この秋冬も新調しようと新作を物色していたところ、面白いものを発見。今季初登場だというブランド「オルビウム」だ。カントリー色の強い茶系のツイードだが、不思議と土臭く見えないのが気に入った。スクエアで大きめの3パッチポケットもユニークで面白い。これなら街で着てもトゥーマッチじゃないよね。
ジャケット19万5000円/オルビウム(伊勢丹新宿店) ニット2万4000円 /ディストリクト(ディストリクト ユナイテッドアローズ) パンツ3万1000円/ベルナール・ザンス(ビームス 六本木ヒルズ) スカーフ2万4000円/パオロアルビザッティ(パオロ アルビザッティ) 鞄14万円/J&M デヴィッドソン(J&M デヴィッドソン 青山店)ツイードの粋な着こなしはジェントルマンの教養だ
狩猟やクラシックスポーツなど、貴族文化と密接に結びついて歴史を刻んできたツイードウェア。それを粋に装うことは古今東西のジェントルマンにとって伝統的な嗜みであった。その美意識を受け継ぎ、現代の暮らしにマッチするよう発展させることは、今を生きる紳士に不可欠な教養といえるのだ。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)