【こんなときどう言い訳する?】LINEの返信をうっかり忘れていて上司に怒られた

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大人の日常生活は、微妙なピンチの連続です。適切な言い訳を繰り出して、自分を守りつつ周囲のストレスを最小限に抑えましょう。

言い訳のイメージイラスト

石原 壮一郎さん

講師
石原 壮一郎さん

1963年三重県生まれ。日本の大人シーンを牽引するコラムニスト。『大人力検定』『大人の言葉の選び方』『家族史ノート』など著書多数。

今月のテーマ「LINEの返信をうっかり忘れていて上司に怒られた」

仕事の進み具合について、上司からLINEで「○○の件、どう?」と問い合わせが。開いた瞬間に別の電話がかかってきて、うっかり放置。会社に戻って、上司に「どうして無視するんだ!」と本気モードで怒られるまで、完全に忘れていました。

「既読」がついてしまうという余計な機能のおかげで、今日もこの手の悲劇がたくさん生まれているはず。言い訳の方向性を間違えると、完全に信用をなくしてしまいます。

最悪なのは、「えっ、送りましたよ。地下だったからかな」と、電波状況のせいにすること。姑息さが強調されて、火に油を注ぐだけです。もし本当にそうでも、スマホに残った「証拠」を見せない限り信じてはもらえません。

ここは、小さな非を進んで認めることで、致命的なダメージを回避しましょう。
「申し訳ありません。状況を確認しつつ、とりあえず返信を差し上げるべきでした!」

まずはこう言って、全力で謝罪。その上で、直後に先方に問い合わせたけど、先方からの返事がまだ来ないと言い訳します。途中から大ウソですが、けっして悪意はなく、きちんと報告しようとしたが故のスルーだった経緯を伝えれば、致命的な状況にはなりません。

上司の怒りが激しそうなら、捨て身の言い訳で活路を見出す手も。「LINEを見た瞬間にスマホをトイレに……」と落ち込んだ様子で報告します。そして、即座に色違いのスマホを購入。この場合、ケチって同じケースを使いまわしてしまうと、渾身の荒業が台無しです。


言い訳の極意

激しく怒っている相手が
「じゃあ仕方ないな」と
納得できる道筋をつける——。
それもまた言い訳なり。




[MEN’S EX 2019年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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