令和元年、秋のベージュパンツ考 —「今」な王道スタイル1週間—
あえての直球、そんな日もいい
トラッド復権といわれてしばらく経つが、最初は味付け程度の”トラッド風”だったのに比べて、最近だんだんとその濃度が高くなってきているのを感じる。というわけで、久々に直球のトラッドスタイルをしてみたくなった。紺ブレにベージュパンツ、あえての直球、そんな日もいいVゾーンはタータンチェックシャツにドットタイ。シルエットこそ今風だけど、合わせは往年のド定番だ。このジェルマーノは、サンドベージュっぽい発色のガシッとしたコットンツイル生地。イタリアブランドだけどツヤっぽくない。ミックススタイル全盛の今こそ、”ベタ”の良さもよくわかるね。
パンツ2万6000円/ジェルマーノ(ビームス 六本木ヒルズ) ジャケット25万4000円/サルトリオ(ストラスブルゴ) シャツ2万6000円/インディビジュアライズド シャツ(ユーソニアングッズストア) タイ1万1000円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール) チーフ1万3000円/ドレイクス(ドレイクス 銀座店) 鞄5万2000円/グレンロイヤル(ブリティッシュメイド 銀座店) 靴6万8000円/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル) 時計119万円/ ゼニス(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)