ビームス安武さんが「TPO別・夏の海外出張スタイル」を解説!

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ビームスの安武さんに、夏の海外出張スタイルの着こなしテクを聞いてみた!

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カラージャケットに、同系色を拾ったパイル地ポロ。ボトムスは白の短パンでも、トップスにジャケットと襟付きのポロを持ってくればレストランでも通用する上品さが保てる好例だ。

毎年6月にイタリアのフィレンツェにて開催される紳士服の展示会「ピッティ ウォモ」の期間には、日本から数多くのバイヤーがイタリアに長期出張する。出張期間中、限られたトロリーのスペースに、なるべくコンパクトな着数で、毎日見栄えの変わるバリエーションのスタイルを用意できるか否かは、個々のバイヤーの腕の見せどころだ。

今回の期間中にフランス・ニースにあるネクタイブランド「ブリューワー」の工場を訪れたビームスチームに、個々の考え抜かれた出張スタイルを解説いただいた。クリエイティブディレクター中村さん、ビームスFディレクター西口さんの着こなしに続いては、プレスの安武さんの着こなしをチェック!

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<strong>プレッピーテイストをこなれた感じに着崩しました</strong><br />「ピッティ4日目は、リラックスしたノータイスタイルで。ダルクオーレのチェックジャケットに合わせたのは、ラルフ ローレンのイエローのオックスBDシャツ。最近、ちょっとプレッピーなスタイルが気分で、カラーのオックスBDシャツを愛用しています。ヴィンテージのものだと、襟が柔らかくなっているので、襟のロール具合や、BDボタンを外したときのこなれ感がいいんですよね。パンツはリーバイスのスタプレで、裾が切りっ放しなのでラフ感があります。ここにリボンベルトとビーフロールのローファーを合わせて、全体的にブラウン〜イエロートーンの、アメリカンな雰囲気で着てみました」

プレッピーテイストをこなれた感じに着崩しました
「ピッティ4日目は、リラックスしたノータイスタイルで。ダルクオーレのチェックジャケットに合わせたのは、ラルフ ローレンのイエローのオックスBDシャツ。最近、ちょっとプレッピーなスタイルが気分で、カラーのオックスBDシャツを愛用しています。ヴィンテージのものだと、襟が柔らかくなっているので、襟のロール具合や、BDボタンを外したときのこなれ感がいいんですよね。パンツはリーバイスのスタプレで、裾が切りっ放しなのでラフ感があります。ここにリボンベルトとビーフロールのローファーを合わせて、全体的にブラウン〜イエロートーンの、アメリカンな雰囲気で着てみました」

<strong>暑い夏の商談スーツスタイルはカラーシャツとニットタイで抜け感を</strong><br />「この日は商談があったので、ラルディーニのベージュのリネンスーツを着用。暑い中でのタイドアップは、視覚的に涼感を出すことを心がけています。シャツはラルフ ローレンのヴィンテージで、グリーンカラーのオックスBDを投入。BD襟を外しても、こなれた感じに見えるのが気に入っています。スーツやシャツの色のトーンを上手く拾ったボーダーニットタイだけでなく、チーフにもグリーンを入れて統一感を出しました」

暑い夏の商談スーツスタイルはカラーシャツとニットタイで抜け感を
「この日は商談があったので、ラルディーニのベージュのリネンスーツを着用。暑い中でのタイドアップは、視覚的に涼感を出すことを心がけています。シャツはラルフ ローレンのヴィンテージで、グリーンカラーのオックスBDを投入。BD襟を外しても、こなれた感じに見えるのが気に入っています。スーツやシャツの色のトーンを上手く拾ったボーダーニットタイだけでなく、チーフにもグリーンを入れて統一感を出しました」

<strong>アクセントカラーの「パープル」をリゾートで上手く着こなすコツ</strong><br />「最近気になっているパープルカラーをアクセントに持ってきたリゾート感あるスタイル。離島のレストランに行くというので、リラックス感を出しながらも、ザ・ジジのパープルジャケットで上品さをキープ。ジャケットのボタンは、もともと白だったのですが、高級感を出すために金ボタンに付け替えました。パープルって、一見合わせるのが難しそうに見えますよね。でも、このザ・ジジのパイル地スキッパーポロのように、パープル系カラーやパープルと相性のよいベージュカラーが入ったインナーを合わせると、いい感じにお洒落にまとまります。リゾート靴はガイモのエスパドリーユでリゾート感を出しました」

アクセントカラーの「パープル」をリゾートで上手く着こなすコツ
「最近気になっているパープルカラーをアクセントに持ってきたリゾート感あるスタイル。離島のレストランに行くというので、リラックス感を出しながらも、ザ・ジジのパープルジャケットで上品さをキープ。ジャケットのボタンは、もともと白だったのですが、高級感を出すために金ボタンに付け替えました。パープルって、一見合わせるのが難しそうに見えますよね。でも、このザ・ジジのパイル地スキッパーポロのように、パープル系カラーやパープルと相性のよいベージュカラーが入ったインナーを合わせると、いい感じにお洒落にまとまります。リゾート靴はガイモのエスパドリーユでリゾート感を出しました」

下はカジュアルな短パンでも、レストランでは着席したときに相手に見える上半身の上品さが大事。カジュアルな雰囲気のアウトドアレストランでも、ジャケット+ポロシャツという組み合わせはきちんと感をキープできるので◎。

下はカジュアルな短パンでも、レストランでは着席したときに相手に見える上半身の上品さが大事。カジュアルな雰囲気のアウトドアレストランでも、ジャケット+ポロシャツという組み合わせはきちんと感をキープできるので◎。

<strong>リゾートの短パンスタイルも夜は+ジャケットでエレガントに</strong><br />「夏のリゾート地の屋外レストランでのディナーは、短パンで行くケースもあります。とはいえ、ディナーですからきちんと感は保っておきたい。そこで、スティレ ラティーノのグリーンのダブルジャケットに、黒のニットを合わせて引き締めました。襟元にスカーフをチラッと覗かせると、さらにエレガントな雰囲気になります。ラティーノのドレッシーなジャケットに短パンを合わせるというスタイルは、日本では合わせにくい格好だと思いますが、南仏のリゾート地ならいいバランス。このように、行く土地の気候や空気感に合わせて服装をアレンジするのも大事ですね」

リゾートの短パンスタイルも夜は+ジャケットでエレガントに
「夏のリゾート地の屋外レストランでのディナーは、短パンで行くケースもあります。とはいえ、ディナーですからきちんと感は保っておきたい。そこで、スティレ ラティーノのグリーンのダブルジャケットに、黒のニットを合わせて引き締めました。襟元にスカーフをチラッと覗かせると、さらにエレガントな雰囲気になります。ラティーノのドレッシーなジャケットに短パンを合わせるというスタイルは、日本では合わせにくい格好だと思いますが、南仏のリゾート地ならいいバランス。このように、行く土地の気候や空気感に合わせて服装をアレンジするのも大事ですね」

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