大腸がんで亡くなる人は年間どれぐらいか?
ところががんによる死亡数は、女性では大腸がんが一番多く、2017年には2万3347人が命を落としています。男性の場合は、胃がん、肺がんに次いで3番目ですが、それでも同年、2万7334人の方が大腸がんで亡くなっています。男女合わせると1年間に約5万人、これは、肺がん約7万4000人に次ぐ多さになっているのです。
治療成績を考えれば、早期発見できていれば命が助かったケースも多いでしょう。私の場合は、たまたま胃の調子が悪くて診てもらった胃腸科で、「あなたの年齢なら大腸がん検診も受けた方がいい」と強く勧められて、しぶしぶ大腸内視鏡検査を受けた結果、悪性腫瘍を早期発見できました。
40歳以上の方は、本記事を読んだことをきっかけに、大腸の内視鏡検査を受けてみることをお勧めします。痛みが苦手な人は、鎮静剤を使う施設を選べば、眠っている間に検査が終了します。
