インナーに合わせた”色柄コントロール”が着こなしのツボ
カジュアルからドレッシーなスタイルまで、混率の違いによってその表情を様々に愉しめるリネン。ジャケット&シャツのプロによると、リネンの混率によって相応しい愉しみ方があるという。着分け方を実際に提案してもらった。
case of JACKET
【ジャケットのプロ】
リングヂャケットマイスター206 青山店 プレス 津田京樹さん
「リネンは、カジュアルな印象がありますが、元来フォーマルなアイテムとして用いられていた側面もあります。混率が高い程、その印象が強まり上質な印象に、逆にウールなどが混紡され混率が下がると、仕事にも対応できる扱い易さが生まれます」
【リネン25%】いつもの仕事着に
「シルクの光沢にウールの毛羽感が加わると落ち着いた印象に。タイは光沢の強い物より、ややマットな表情を持つ物がよく馴染みます」(津田さん)。