極上グランドツーリングカーであり
スポーツモデルでもあるコンチGT
第三世代へと進化した最新のベントレー コンチネンタルGT。第二世代までのアウディ A8系に代わって、ポルシェ パナメーラ由来となるFR系モデューラープラットフォーム(MSB)を使用した点が最大のポイントであった。
その結果、コンチネンタルGTは前二世代とは比べものにならないほど高い運動性能を手に入れている。極上グランドツーリングカーというメインコンセプトを守りつつ、スポーツカー的な魅力も新たに加わったのだ。
最新のコンチネンタルGTの姿を真横から眺めてみれば、前二世代との決定的な違いに気づくだろう。新旧の真横からの写真を比べてみれば一目瞭然だ。新型の前輪位置が旧型に比べてかなり(135mm)前へ移動している。さらにロングホイールベース+ショートオーバーハング+ワイドトレッドとなったため、ハンドリング性能が大幅に向上した。それだけじゃない。いっそうスポーティさの強調されたスタイリングを手に入れるという副産物もあった。