LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトンのレザーコート
ストリートやアートシーンで活躍した異色の経歴を持つヴァージル・アブローが2019年春夏よりメンズ アーティスティック・ディレクターに就任。その最新コレクションからの一着。
細部に亘る職人技へのこだわり
サテン加工が施された微光沢のカーフ。レザーで包んだスナップボタンもムードを高める。フルライニング仕様。 このコートは1月10日〜31日の期間、原宿で開催されるLOUIS VUITTON SS19 MEN’S POP-UP STORE(詳細はwww.louisvuitton.com)で取り扱われる。
トレンチコートの新概念を体感せよ
重い……。軽く着やすいコートが次々と現れるなかで、久々に手にしたずっしり重いコート。だが、その厚手で滑らかなシボ革のロング丈トレンチからは、それが贅沢さの表れであることが、直感的に伝わってくる。これはルイ・ヴィトンの新メンズ アーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブローのファーストコレクションのものである。
限りなく白に近い、クリーミーなミントグリーンを、微光沢のあるカーフスキンで採用する大胆な色使い。そこに、ルイ・ヴィトンの鞄などに用いられるループステッチが採用され、厚みのあるコバは手作業でペイント。細部にまで老舗メゾン伝統の革製品へのリスペクトが滲む。
撮影時このコートを着用したモデルは、重厚感に反して意外にスムースな着心地に驚いていた。ラグジュアリーの重み。それは包容力も魅力だった。
お問い合わせ先
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年2月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)