“差し白”の効能を手軽に愉しみたいなら、鞄や靴、マフラーといった小物に注目してみよう。大切なのは素材や作りの上質なものを選ぶこと。白との相乗効果で休日の装いが一気に爽やかに洗練されるはずだ。
1. コノリーのボストン鞄
旅気分を盛り上げる純白のコノリーレザー
ハンドルが倒れボックス型になる独特な形状は、かつて自動車に重ね積みしやすいよう開発した旅行用鞄が出自のため。高級車の内装で名高い英国の老舗だけあり、使用するモミ革は極上。週末の小旅行も優雅に彩る。縦26×横42×マチ30cm。42万4000円(キャンディー)
2. ベグ アンド コーのカシミアマフラー
ホワイトカシミアを用いたブランドを代表する名作
高級カシミアストールで名高いスコットランドの老舗が手がけた一枚。極上ホワイトカシミアをふんだんに使用する贅沢さに加え、アザミを使った伝統の起毛加工がもたらす表面のさざ波模様が、首回りをエレガントに演出する。幅36×長さ183cm。4万4000円(ボーダレス)
3. オールデンのホワイトバックス
足元のノーブルな白靴がスタイルを品よく軽快に
英国上流階級の紳士がスポーツ観戦時に履き、米国IVYリーガーの間で大流行したホワイトバックス。オールデンのそれはモディファイドラストと軽量でクッション性に富むソールのおかげで履き心地も良好。スニーカー感覚で様々な装いに合わせたい。9万4000円(ラコタ)
4. エルゴポックのウエストショルダー
ちょっとそこまでの外出もこんな鞄があれば一気に洒脱
モッチリした風合いの柔らかなシボ革を用いたウエストショルダー。必要最低限のものだけを持って身軽に外出したいときに最適なサイズだ。マチを巧みに取った立体的な形状により、フェミニンすぎないのもいい。縦12×横28×マチ5cm。2万1000円(キヨモトNC事業部)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年2月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)