ドレス、ドレカジ、カジュアルの3タイプの靴を履き分けることが、今の時代に合った印象を築く要。とはいえ、人それぞれで好みの靴のテイストは異なるだろう。そこでここでは、靴の嗜好ごとに、ベストな3足を考えてみた。
「個性を出したい人」のひねり上手な3足
オンもオフも一定の格を保ちたいが、そこに大人の遊びや余裕も潜ませたい。そんな人はこんな3足が好適。どれも気品ある佇まいながら、ツイストが効いている。
【1.ドレス】
CARMINA / カルミーナのセミブローグ靴
最近靴好きから評価を高めているスペインのカルミーナ。一見オーソドックスなセミブローグだが、小ぶりのラウンドトウやシェイプの効いたウエスト、華奢な踵の仕立てなど、ビスポークのような気品も併せ持つ。さりげなく足元が華やぐ一足。8万3000円(カルミーナ ジャパン)
【2.ドレカジ】
CROCKETT & JONES / クロケット&ジョーンズのハードウィック4
バーニーズ ニューヨーク別注モデル。ややロングノーズのUチップモデルをアンラインド(内張りなし)で仕立て、見るからに柔らかな雰囲気を獲得している。突起を抑えたことで横からはレザーソールに見えるラバーソール「シティ」を採用。7万6000円(バーニーズ ニューヨーク)
【3.カジュアル】
GAZIANO & GIRLING / ガジアーノ&ガーリングのアンティーブ
ねじれたサドルにより一目でガジアーノ&ガーリングだとわかる定番ローファー。美しい木型はもちろん、豊かな色調のムラ染めアッパーや手縫いのモカも気品たっぷりだが、シンプルなニットスタイルなど寛いだ装いとも意外なまでにマッチング。20万円(トレーディングポスト青山本店)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年1月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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