UNITED ARROWS / ユナイテッドアローズ
見た目も生地感も本格派でもトグルには抜け感を
目のつんだメルトンが、UK製という響きとともに昔ながらのダッフルを想起させるも、Aラインや白のトグル紐がモダンな印象に。8万9000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
トグル留めのステッチを内側から施し、すっきり見せている点も要因。
ASPESI / アスペジ
技アリ素材が休日の選択肢を広げる
軽さと温かさを両立するアウターは、アクティブな休日をサポートする。M-65タイプのジャケットは、撥水加工のナイロンを高密度に織ることで艶感とともに機能性を獲得。5万9000円(アスペジ 六本木店)
さらに、サーモア社の中綿を採用することで、軽量性と保温性を両立。ヒップトップ丈故、車にもバイクにもフィットしてくれる。
EDDY MONETTI / エディ モネッティ
ラグジュアリーな理由は表裏に宿る
スポーティなライダーススタイルでも、質の高さを誇示できるのは、上質な牛革スエードだけが理由じゃない。45万円(和光)
フロントオープンで着た際にちらりと覗くライニングは、カシミヤニット。ジップ周りのハンドステッチも相まって、着心地はもちろん、見た目にもラグジュアリー感を主張する。
MACKINTOSH LONDON / マッキントッシュ ロンドン
休日着の理想は洗練顔にして実用的であること
MA-1をベースに、付属パーツを削ぎ落とし、シンプルに。ダークネイビーとともに、いかにもミリタリーな印象を排除し、都会顔に仕上げた。3万9000円(SANYO SHOKAI)
薄手ながら、耐久性のあるコーデュラナイロン製。脇下の通気アイレットとともに、休日の快適なロングドライブを叶えてくれる。
EMMETI×NANO・UNIVERSE / エンメティ×ナノ・ユニバース
保温自慢とは一線を画すラグジュアリー顔
柔らかく仕上げたラムナッパレザーに、ダウン入りのナイロン、そしてムートンを組み合わせたモデル・ジュリアーノ。フロントにはアクセントとしてトグルボタンを採用。配色は、ナノ・ユニバースによる別注となる。実用感が色濃くなりがちなダウンコートだが、こんな1着ならラグジュアリー気分を楽しめる。19万8000円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)
CARUSO / カルーゾ
重厚な見た目にして軽いこの両立は休日にも有効
ダブルのベルテッドに加え、トーンを抑えたグレンプレイドは、一見、クラシカルで重厚な面持ち。しかし、ウールにカシミヤを混紡したそのコートは思いのほか軽やか。ラグランスリーブも手伝い、休日リラックスを邪魔しない。スーツを着こなす男の抜け感のある大人カジュアルは、有効だ。18万円(エストネーション)
HACKETT LONDON / ハケット ロンドン
端然として暖かいカジュアルでも上品な一着
ダウン入りでも野暮ったさを感じさせない細身のシルエットは英国クラシックで知られるハケット ロンドンならでは。ジップをフロント部とチェンジポケットに使用し、実用的な仕様。9万8000円(ハケット ロンドン 銀座)
TOMMY HILFIGER / トミー ヒルフィガー
休日くらいはこんなトリッキーな1着もいい
ポリエステル×ナイロンの軽快な生地を採用するM-51モッズコートタイプ。5万9000円(ピーヴィーエイチジャパン)
そのインナーには、アワードジャケット型のスリーブレスをセットアップ。異色のレイヤード提案は、単体でも着られるとあって、休日コーデのバリエを拡充。
BARACUTA / バラクータ
カントリーを機能と細部で今どき顔に
リブではなくG10の袖とG4の裾を採用し、カントリー感は控えめに。デニムとのコーデも野暮じゃない。6万6000円(ウールリッチ カスタマーサービス)
コーデュロイで素朴に見えるが、クールマックスやサーモア®エコダウン®の採用など、実はハイスペックな仕様。
BELSTAFF / ベルスタッフ
精悍なダブルで休日も攻めの姿勢を
しっかりと打ち込まれたウールメルトンに、構築的な肩周り、そしてワイドラペル。ビジネスではともすれば威圧的だが、カジュアルでならマスキュリンな魅力を楽しめる。足元はやっぱりブーツで。18万9500円(ベルスタッフ 銀座ストア)