「上質なジャケット」の見分け方とは——?【ビームス中村さんの上質レクチャー】

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S字ライン

【見分けPOINT3】
背中のラインが美しく、裾が後ろに跳ねていないか?

前後だけでなく横からも忘れずチェック。「横から見たときに、肩甲骨から腰、尻にかけてS字ラインを描いているか確認しましょう。実は既製服でこのS字ラインに仕上げるのは難しいんです。背中の反りに沿い、お尻にかけても生地がはねずに収まっているのがいいジャケットの証です」

壇さん  自分では分かりづらいですね。


中村さん 中村 鏡を見てチェックをしましょう。


<span style=font-size:1.1em;><strong>指で吊ったとき肩が前にカーブするか?</strong></span><br /><br /><strong>上質なジャケットは優雅に翼を広げます</strong><br />「前肩仕様のジャケットは、首裏を指で吊ると鳥が翼を広げたような形になる。試着しなくても前肩かどうか見分けられるポイントです」。手持ちのジャケットも確認してみよう。

指で吊ったとき肩が前にカーブするか?

上質なジャケットは優雅に翼を広げます
「前肩仕様のジャケットは、首裏を指で吊ると鳥が翼を広げたような形になる。試着しなくても前肩かどうか見分けられるポイントです」。手持ちのジャケットも確認してみよう。

<span style=font-size:1.1em;><strong>袖を通さなくても腕がカーブしているか?</strong></span><br /><br /><strong>袖のラインは着心地と美観を両立する重要なポイント</strong><br />「縫製とパターンワークを駆使して立体的に作られたジャケットは、肩に手を入れて吊ったときに、腕が前に振れます。体のラインに沿った袖は着やすさと見た目の美しさを両立させます」

袖を通さなくても腕がカーブしているか?

袖のラインは着心地と美観を両立する重要なポイント
「縫製とパターンワークを駆使して立体的に作られたジャケットは、肩に手を入れて吊ったときに、腕が前に振れます。体のラインに沿った袖は着やすさと見た目の美しさを両立させます」

<span style=font-size:1.1em;><strong>ラペルの裏がプツプツしているか?</strong></span><br /><br /><strong>毛芯が縫い付けられていれば型崩れしにくい</strong><br />「ラペル裏を触ったときにプツプツとした凹凸を感じたら、接着芯ではなく毛芯が縫い付けられている証拠。スーツが長持ちします」。既製服でも毛芯仕立てであれば必ず凹凸はあるそうだ。

ラペルの裏がプツプツしているか?

毛芯が縫い付けられていれば型崩れしにくい
「ラペル裏を触ったときにプツプツとした凹凸を感じたら、接着芯ではなく毛芯が縫い付けられている証拠。スーツが長持ちします」。既製服でも毛芯仕立てであれば必ず凹凸はあるそうだ。

2025

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