今、BDシャツを着たいワケ—「今」な王道スタイル1週間—
ゆったりBDは”羽織る”が気分
アナトミカのBDは独特だ。米国ヴィンテージを思わせる6つボタンもグッとくるが、肩周りがすっきりしているのに対して身頃はゆったり、丈も長めにできている。パンツインしてもいいのだが、アウター感覚で羽織るように着るのもオツだ。ボタンは真ん中2つだけ留めて、あくまでさらっと。今日は妻が外出中。静かな日曜だ。しばらくご無沙汰していた近所の中華屋で、気楽に一人メシといこうか。
シャツ2万円/アナトミカ(アナトミカ 東京) パンツ4万円/ボリオリ(ボリオリ 東京店)鞄1万3500円/エル・エル・ビーン×ビームス プラス(ビームス プラス 原宿) 時計103万円/ IWC(IWC) カットソー〈スタイリスト私物〉“マゼトラ”時代のスパイスにBDシャツほど使えるモノなし
英国のポロ競技にインスパイアされた米国人が生み出し、エスタブリッシュメントの必需品として育ってきたBDシャツ。
快活さと格調を背景にもつBDは、どんな装いにも馴染む懐の深さが最大の魅力だ。今、様々なスタイルにトラッドをスパイスとして効かせる”マゼトラ”が全盛。
その万能調味料として、今こそBDが着たいのだ!
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)