シャツ仕立ての薄軽ジャケットなら、残暑も軽やかに乗り切れそう

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残暑も軽やかにこなす
シャツブランドのシャツ仕立てジャケット

マテウッチィ
MATTEUCCIのシャツジャケット

MATTEUCCIのシャツジャケット

軽薄ではなく薄軽と呼ぶべし
1939年創業の名門シャツメーカーであるCIT。そこから派生したチット・ラグジュアリーが、昨季からブランド名を一新し現名に。茶系のマイロチェックのシャツ生地を採用し、マニカカミーチャの袖付けに。それでいてジャケット然としたシャープな肩の立体感は要注目。4万2000円(トレメッツォ)

MATTEUCCIのシャツジャケットの袖付け部分
極上のシャツ生地による一枚仕立ての着心地は、厳しい残暑に最適。袖付けはシャツ専業ブランドらしく、立体感のある作りに。副資材を一切使わずとも、きっちり感のあるシャツジャケットだ。
MATTEUCCIのシャツジャケットのデータ
MATTEUCCIのシャツジャケット着用のモデル
ポロシャツ1万5000円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店) パンツ3万8000円/PT01(伊勢丹新宿店) 靴5万2000円/カルミナ(トレーディングポスト青山本店)


見た目も着心地も柔(ニュー)なジャケットが秋の救世主

クールビズで加速した機能的セットアップやスニーカー通勤等の快適な仕事着を追求する流れは秋冬も継続しそうだ。今季主軸と言える、新素材や革新的な仕立てといった工夫が凝らされた柔らかなジャケットをM.E.は敬愛して「柔(ニュー)ジャケット」と命名したい。

明らかにカジュアル着に見えるものは、柔ジャケットにあらず。適度なフィット感で、シルエットが美しく見えるもの、そしてジャージーやニットなど柔らかな素材であっても滑らかさやきめ細かさがありきちんと感を漂わせるもの。今季はそこへ薄さが加わったり、質感のクオリティが高まるなど人気ブランドも鎬しのぎを削ってクラシック見えする柔ジャケットを発信。今季の売れ筋に注目して見ていこう。

※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

2024

VOL.341

Spring

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