春のおでかけはハンズフリーな”柔らかイイ革鞄”をお供に!

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平日は堅牢なブリーフケースという人こそ、休日は肩の力を抜きたいハズ。両手がフリーでコンパクトなものを選びたいが、コドモっぽくはなりたくない。そんな時は見た目も手触りもソフトな上質鞄なら、ナイロンにはないクラス感が備わる。

ダニエル&ボブのサコッシュを持つモデル カーディガン1万9000円/アイスブレーカー(ゴールドウインカスタマーサービスセンター) ニット3万3000円/ザノーネ(スローウエアジャパン) パンツ2万4000円/ソリード(ビームス ハウス 丸の内) サングラス〈スタイリスト私物〉 ダニエル&ボブのサコッシュ

DANIEL & BOB
ダニエル&ボブのサコッシュ

必要なものだけを入れて休日をアクティブに

自転車用バッグを発祥とするサコッシュは、身の回り品を収納するコンパクトバッグとして昨今人気。柔らかく揉み込まれたシボ革に、内室側にはスエードをボンディングしたこの「アルチェ アコピアートシリーズ」はシンプルに徹したデザインが強み。開口部はスナップボタンひとつ、かつ小ぶりの薄マチ仕立てなので、見た目にも寛ぎ感満点だ。縦23×横24×マチ4cm。4万4000円(八木通商)

ハンズフリーな柔らかい革鞄

FELISI
フェリージのウエストバッグ(上)

ソフト革なら、ブラックも休日スタイルにマッチ

重厚な印象の強いブラックレザーも、柔らかく自然な風合いを活かしたバケッタレザーなら、休日らしいヌケ感を楽しめる。イタリア語でスマイルを意味する「ソリーゾ」というシリーズ名は、開口部のラウンドジップが笑った口元のように見えることに由来。ボディバッグとして斜め掛けすれば、ハッピーな休日にはぴったりだ。縦20×横40×マチ8cm。6万5000円(フェリージ 青山店)

TOFF & LOADSTONE
トフ アンド ロードストーンのリュック(左)

スポーティさを失わない柔軟ゴートレザー

ミモザのみを使いタンニンなめしすることで、元々軽く柔らかなゴートレザーをさらに柔軟に。また、オイル量を微調整することで、その柔らかさをより印象付ける、しっとりとした質感に仕上げている。オリジナルの真鍮製メタルピースやエクセラジッパーも、デイパックをスポーティに終始しない、大人の佇まいに変えてくれる。縦40×横40×マチ10cm。4万6000円(ティーアンドエル)

ZANELLATO
ザネラートのポスティーナ(右)

表情ある加工もニュートラルカラーなら上品

大人のメッセンジャーバッグといえば、のポスティーナ。ユニークなレザー使いはここの十八番だが、なかでもこの素材「デザート」は突出。砂漠を表現した大ぶりなシボ感が一見重厚な印象を漂わせるが、触れてみるとクタッと柔らか。アンラインド仕様やパイピングによる保形を行わないシンプルな仕立てもあり、どこか柔らかなシルエットを描く。縦26×横40×マチ20cm。11万8000円(アマン)



[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
撮影/岡田ナツ子、武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 スタイリング/武内雅英(CODE)

※表示価格は税抜き

2024

VOL.341

Spring

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