いい靴を狙うなら、7万円・5万円・3万円台の”七五三”に注目。このスリープライスには、お値段以上のディテールや仕上げを施された靴が多く見られ、コスパの良い本格靴が揃っている。
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「3万円台」で見つけた買いの良靴
「7万円台」で見つけた買いの良靴
5万円
WAKO
和光のストレートチップ
見た目ドレッシー履き心地はスニーカー
トウの一文字をつまみ縫いにすることで変化をつけたエレガントなストレートチップ。カップインソール採用の履き心地はまるでスニーカーのよう。セメント製法を採用し極薄のビブラムソールを用いるなど軽いつくりに。
PERFETTO
ペルフェットのダブルモンク
革で差をつける正統派のダブルモンク
定番にしてベストセラーの木型に、伊ゾンタ社の中でもハイグレードなラディカカーフを採用。ニュアンスに富んだ革の表情や、側面をシャープに削った両爪仕様がエレガントだ。グッドイヤー製法。
GRENSON
グレンソンの「バース」
老舗らしいクラシックなパーフォレーション
一足に200の工程と8週間の期間をかける質実剛健な英国靴。代表作のフルブローグは、親穴と小穴が織りなすパーフォレーションの入り方がクラシックで見所。アンティーク調のバーガンディ色にも風格が漂う。
SOFFICE & SOLID
ソフィス&ソリッドのモンクストラップ
いい作りといい革究極のシングルモンク
シンプルなシングルモンクを引き立てるべく木型のバランスを徹底追求した一足は、伊シャラーダ社の上質なスエードも自慢。独自のボロネーゼ式グッドイヤー製法も歩きやすいと評判だ。
FRANCESCO BENIGNO
フランチェスコ ベニーニョのサイドゴアブーツ
ビジネスでも履けるエレガント顔
控えめな穴飾りやベルトデザインが、好印象なサイドゴアブーツ。美フォルムのスクエアトウもはすっきりした印象で、洒落感のあるスーツやジャケパンにスマートに合わせられそうだ。マッケイ製法。
LOAKE
ロークの「ロスチャイルド」
日本人の足に合う掘り出し物の英国靴
素材が生きるミニマルなキャップトウ。ショートノーズのブリティッシュスクエアトウや、ロークでは珍しいEウィズは、日本人の足にも合いやすい。グッドイヤー製法。
BOLLINI
ボリーニのプレーントウ
リッチなスエードをデザインでひとひねり
踵まで伸びた切り替えが印象的。伊の小規模タンナーで丁寧になめされたカーフスエードは革質が段違いで、ビロードのようなきめの細かさに魅了。グッドイヤー製法。
【まとめ】「5万円台」で見つけた買いの良靴7選(フォトギャラリー)
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[MEN’S EX2018年02月号の記事を再構成]
撮影/平井敬治、宇田川 淳、植野 淳、村上 健、岡田ナツ子、武蔵俊介、久保田彩子 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/勝間亮平(MASCULIN) 構成・文/POW-DER 文/竹石安宏、吉田 巌(十万馬力)、山田純貴、安岡将文、間中美希子、秦 大輔 撮影協力/モルテーニ東京