VASS
ヴァーシュのハンドメイドシューズ

古きよきモノ作りが生む、静かなカッコよさ
ウイールの溝が綺麗に並んだコバ、一枚革のインソール、出し縫いが隠されたしなやかなアウトソール。職人の目が行き届いた、温かみと洗練が共存する靴である。ハンドソーン+ツリー付き。価格以上の価値をきっと感じられるはずだ。
知る人ぞ知る東欧の名靴に、日本の感性をインプット
「名靴」と言われて英国、フランス、アメリカを思い浮かべる人は多い。しかし実は東欧も熟練の職人文化が根づく、知られざる名靴の宝庫だ。その代表格がこのヴァーシュ。伝統製法に則り、既製靴でもウエルトの縫いつけ+底付けまですべて手仕事。ビスポークに劣らない手間をかけた高品質な靴作りで知られる。
上はザ ソブリンハウスがこの秋から展開するモデル。ロングノーズの木型にスマートなデザインを組み合わせ、旧来の武骨なブダペストスタイルとは異なるスタイリッシュな佇まいで、クラシックなスーツへの相性は抜群だ。
「ありふれたモノでない、カッコよくて夢のあるものを」という一念でハンガリーに飛んだという、ザ ソブリンハウスの名物ディレクター・太田裕康氏の意気込みを、感じ取っていただきたい。
お問い合わせ先
ザ ソブリンハウス
TEL:03-6212-2150
[MEN’S EX 2017年12月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 文/末延精一朗(編集部)