

レイモンド・ウェイル
フリーランサー
モダンなオールブラックでメカニズムの機能美がぐっと際立った
権威と格式あるジュネーブ製の機械式時計ながら、お値段は手頃……。レイモンド・ウェイルが世界で人気を博す一番の理由はここだ。
この圧巻のコストパフォーマンスは、クォーツショックの最中の1976年にスイス機械式時計の窮状を救うべく創業したことで強まった各サプライヤーとの太い絆、そしてどのグループにも属さず堅実な一族経営を貫いてきた賜物だろう。2017年にはセリタ社の協力で初の自社製ムーブメント「RW1212」も開発。ますます独立系ブランドとしての魅力を増している。
ご覧の新作は、RW1212を搭載する「フリーランサー」をフルスケルトン化したもの。通常12時位置にあるバランスホイールを真逆の6時位置に配置したRW1212の特徴はそのまま、機械のダイナミズムを一層堪能できるよう、各パーツの構造や仕上げにはさらなる手が加えられた。
オールブラックのカラーリングや、ミニマルにデザインされたインデックス&針もモダンで都会的な雰囲気を高めている。昨今の時計界のトレンドであるフルスケルトンウォッチをリーズナブルに手に入れたい人にとって、最善の選択肢となりそうだ。
レイモンド・ウェイル フリーランサーのディテールをチェック!(写真4枚)
レイモンド・ウェイル
フリーランサー
ケース径:42mm
ケース素材:黒PVD加工ステンレススティール
ベルト素材:ブラックカーフ、黒PVD加工ステンレススティール
ムーブメント:自動巻き(Cal.RW1212)
価格:31万5000円
発売時期::2018年7月
お問い合わせ先:
GMインターナショナル Tel.03-5828-9080
http://www.raymond-weil.jp
撮影/小澤達也 文/吉田 巌(十万馬力)
※表示価格は税抜き