「めちゃ飛びのアスリート系FW」テーラーメイド M3 フェアウェイウッド【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.18】

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プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!

TAYLORMADE M3 FAIRWAY WOOD

PGAトッププロが愛用する
構えやすくて操作性がいい小ぶりヘッド

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鶴原弘高さん ライター・ツルハラ  今回試打するのは、テーラーメイドの『M3 フェアウェイウッド』です。このモデルは、すでに奥嶋プロもバッグに入れて使っているんですよね。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ ええ。いいクラブですよ?。ひとことで表現すると「飛びます!」(笑)

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ テーラーメイドのフェアウェイウッドの歴史を少しさかのぼると、2012年に発売された『RBZ(ロケットボールズ)フェアウェイウッド』以降のモデルは、どれもめちゃ飛びですよね。思い起こすと、僕自身もここ数年はテーラーメイドのフェアウェイウッドを使い続けていて、今は2017年モデルの『M2 フェアウェイウッド』の3番と『M1 フェアウェイウッド』の5番をバッグに入れています。今回の試打では、最新作の『M3 フェアウェイウッド』が、従来モデルからどのように進化しているのかを検証したいですね。

viuce_20180614_golf_3.jpg 『M3 フェアウェイウッド』は、従来モデルよりもヘッドのカーボン使用面積が拡大。クラウン側だけでなくソール後方にも軽量のカーボン素材が使うことで余剰重量を生み出し、移動式ウェイトの重量が4g増えて29gに。弾道の調整幅が広げられている。

viuce_20180614_golf_4.jpg 左が『M3 フェアウェイウッド』(ヘッド体積139cc)、右が『M4 フェアウェイウッド』(ヘッド体積176cc)。M3のほうが小ぶりで、上級者好みのオーセンティックなヘッド形状になっている

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ タイガー・ウッズやローリー・マキロイといったトップ選手も、今シーズンはこの『M3 フェアウェイウッド』を使っていますよね。僕は前作の『M1 フェアウェイウッド』も使っていたので、新旧の違いもよく分かりますよ。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ テクノロジーに関して言っておくと、『M3 フェアウェイウッド』はソール後方もカーボン素材になり、ヘッド体積も前作の『M1 フェアウェイウッド』より小さくなっています。ちなみにドライバーで採用されているねじれたフェース構造「ツイストフェース」は、フェアウェイウッドでは未採用です。では、今回もヘッドスピードを変えつつ、奥嶋プロから試打をよろしくでーす!

viuce_20180614_golf_5.jpg 奥嶋プロがドライバーのヘッドスピード約50m/sで試打

viuce_20180614_golf_6.jpg 奥嶋プロがドライバーのヘッドスピード約40m/sで試打

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ いや?、純正シャフトでも、やっぱりよく飛ぶわ?。僕は普段、フジクラシャフトの「プラチナ スピーダー」の50グラム台のXにリシャフトしたクラブを使っていますが、純正シャフトの「クロカゲ TM5」も全然悪くない。クセがない万人向けのしなり感で、しっかり振っていけます。それにヘッド形状が良くて、フェースをスクエアに構えやすい!

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ キャロウェイの『ローグ フェアウェイウッド』は飛ぶと評判ですけど、テーラーメイドのMシリーズも負けてないですよね。前作『M1 フェアウェイウッド』との違いって、打ってみて分かります?

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 『M1 フェアウェイウッド』よりも球が浮きやすくなったと思います。打ち出し角が高くなり、スピン量が少し増えて、コントロールもしやすくなりました。ツルハラさんも打ってみてください。

viuce_20180614_golf_7.jpg アマチュア代表、ツルハラがドライバーのヘッドスピード約46m/sで試打

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ ちょっとフェースが開いて右にフカしてしまいましたが、それでもスピン量が3500回転ぐらい。うまく打つと3000を下回るぐらいになりました。地面から打っても、ドライバーと変わらないような弾道ですね。そりゃあ飛びますわ。とはいえ、確かに前作よりはスピンが多めに入りますね。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ プロや上級者にとって、フェアウェイウッドはあくまでもグリーンを狙って打つクラブです。なので、あまりに低スピンすぎると、どこまでも飛んでしまってコントロールできなくなる怖さがあるんです。個人差はあると思いますが、僕には『M3 フェアウェイウッド』の打ち出し角とスピン量が、扱いやすく感じられてちょうどいいです。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 僕が打っていても、前作よりもやさしくなっている印象を受けました。アスリートユースのフェアウェイウッドだけど、ヘッドが機敏に動きすぎないので、それほど難しく感じません。

奥嶋誠昭さん奥嶋プロ ツルハラさんのヘッドスピードなら、全然イケますね。ヘッドスピード40m/sの人だと、ちょっとしんどいかな。ボールの推進力不足で、3番ウッドと5番ウッドの飛距離差が出づらくなりそうですね。ソールのウェイトを動かしたり、ロフトを増やしたり、ライ角をアップライトにするといった調整はできるクラブですが、もともとスライサー向けの性能ではありません。購入を検討している人は、そこだけは注意してほしいです。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ どんなに飛ばせる性能のフェアウェイウッドでも、大きなスライスを打っていたら飛ばせないですからね。スライサーは、もっと球をつかまえやすい性能のフェアウェイウッドを使ったほうが結果的に飛ばせるでしょう。さて、次回は兄弟モデルの『M4 フェアウェイウッド』を試打します。今回の『M3 フェアウェイウッド』と飛距離性能を比較しちゃいますよ?。

試打した製品の情報はコチラ
テーラーメイド ゴルフ公式サイト

奥嶋誠昭さん 奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内にある「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制サイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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