得する旅のヌケ道#1 余ったマイルを活用するには?(航空・旅行アナリスト 鳥海 高太朗)

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ちょっとしたヌケ道的なコトを知るだけで今までの体験を上回るような旅ができる…。そんな情報をお届けしていくのが当連載。1回目はいつの間にか期限が切れてアーッとなる「マイル」の賢い活用法をご紹介。

JALの「どこかにマイル」

鳥海 高太朗さん

教えてくれる人
航空・旅行アナリスト
鳥海 高太朗さん

航空・旅行業界のマーケティング戦略を主研究に、利用者・専門家の両方の立場から各種メディアで情報発信をしている旅のスペシャリスト。帝京大学非常勤講師や飛行機ニュースサイト「ひこ旅」の編集長も務める。

運がよければ沖縄に行けるかも!

春の旅行シーズン。どこかに出かけたいと思っている人も多いこの時期。マイルを有効に使って国内旅行に行く方法がある。それがJAL「どこかにマイル」。

自分で目的地を決めるのではなく、JALに目的地を決めてもらうことにより往復6000マイルで飛行機に乗れてしまう新しいマイル活用法だ。
1人6000マイルで4人家族でも2万4000マイルで済む。家族旅行以外でも友人や仲間との旅行でも同時申込で、それぞれの6000マイルを出すことで一緒に行ける。もちろん一人旅でもOK。事前に4つまでは絞れるのも魅力だ。

ホームページから利用日・時間帯(羽田発着便の場合、5つの時間帯から選べる)・人数を入力すると候補地4つが出てくる。同条件で複数回検索もできるので、自分が納得できる4ヶ所が出るまで検索することができる上(一日の上限あり)、石垣島・宮古島・那覇などがリストに出てくることもある。目的地は申し込み後3日以内に決まる。この時が一番ドキドキする瞬間だ。
普段旅行に行かない場所に出かけるきっかけとなり、想定外の感動旅行になったという声も多く聞かれる。また、現実逃避やリフレッシュしたい時など非日常の時間を過ごしたい人にうってつけだ。

今月のヌケ道:JALの「どこかにマイル」

たった6000マイルで国内線の往復ができちゃう!?JALの「どこかにマイル」

たった6000マイルで国内線の往復ができちゃう!?

JALマイレージバンク会員対象の行き先おまかせプラン。往復6000マイルでJAL国内線を利用できる。東京(羽田)、大阪(伊丹)、大阪(伊丹・関西)発限定で搭乗日・時間帯を指定して検索するとJALが提案する4つの候補地が出る。再検索もでき、申込後3日以内に目的地が決定。申し込みは出発1週間前まで可能。

実践「どこかにマイル」(写真3点)

納得できる4ヶ所が出るまでの検索回数は8回。「秋田・岡山・徳島・石垣」で申し込み、2日後に岡山に決定。目的地決定後、訪れたいスポットを調べ、たまごかけごはんブームの火付け役となった美咲町と隣接する津山市へ。
念願の「たまごかけごはん(TKG)」と津山の「ホルモンうどん」を堪能する最高の日帰りグルメ旅になった。



[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]

再検索のたびに目的地が変わる

再検索のたびに目的地が変わる

決心がついたら申し込み

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岡山で究極のTKG体験

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