今、このJAPANが面白い! 新世代の「編集力」[4]OHMINE SHUZOU(大嶺酒造)

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日本はまだまだ面白い! そう感ぜずにはいられないほど、日本ブランドの現場には新しい動きが始まっている。そこには新世代と呼んでもいい新しい思考回路を持つキーパーソンの存在があり、その求心力に引き寄せられた新旧の叡智が存在する。歴史と伝統を背景にしつつ既成概念を超えた発想と編集力。これからの日本を面白くするのは彼らだと断言したい。さぁ、DISCOVER NEW JAPANの旅へ!

「新感覚」を大事にした地元発信、”SAKE”を改革

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OHMINE SHUZOU【大嶺酒造】/山口

酒処、山口県にあってまったく新しい発想で日本酒の”今”を表現するブランド。国際会議で提供されるなど、すでに海外でも高い評価を得ている日本酒のヌーベルヴァーグ。白桃のような香りと爽やかな飲み口は、日本酒を苦手とする人にも絶賛されている。日本酒に詳しくない人にも、ビジュアルで覚えてもらえると考えられたボトルデザインがポイント。
左:ワンカップ〈100ml 5個セット〉1350円、純米大吟醸〈720ml〉各4750円(以上大嶺酒造)

今、世界中で楽しめる
新しいSAKEの飲み方を追求

歴史ではなく新しく始める。OHMINEの酒は従来の日本酒作りに一石を投じている。アルコール度数を14度に抑えることで、うまみ成分を醸成するという酒造り。米粒をアイコンに描いた真っ白なボトルは、スウェーデンのデザインチームの手によるものだ。

「既成概念にとらわれずに、自分たちが美味しいと思える”SAKE”を目指しました」。若き創業者、秋山剛志氏は語る。様々な戦いを経ての完成だった。それだけでなく、このブランドを通して、地域の雇用創出にも向かおうという。来年には新しい蔵も完成するというOHMINEのこれからに期待大だ。



商品の詳細とキーマン(写真2枚)

[MEN’S EX 2017年11月号の記事を再構成]
撮影/ケビン・チャン スタイリング/武内雅英(CODE) 文/長崎義昭、中河由起恵(PARAGRAPH)

※表示価格は税抜き

<b>最高の米と、最高の水。地元を最大限に生かしたSAKE</b></br>山口県は酒米としては最高と称される“山田錦”の産地。仕込み水として神様の水と称される“弁天の湧き水”を使って生まれるOHMINEのSAKE。

最高の米と、最高の水。地元を最大限に生かしたSAKE
山口県は酒米としては最高と称される“山田錦”の産地。仕込み水として神様の水と称される“弁天の湧き水”を使って生まれるOHMINEのSAKE。

<b>もともと酒造りのプロではなかったことが新しい“SAKE”を生む原動力に(秋山剛志さん)</b></br>大学では都市計画を学び、ニューヨークでクリエイティブの仕事をし、後に帰国。50年以上休眠状態の酒造を再興し、起業。

もともと酒造りのプロではなかったことが新しい“SAKE”を生む原動力に(秋山剛志さん)
大学では都市計画を学び、ニューヨークでクリエイティブの仕事をし、後に帰国。50年以上休眠状態の酒造を再興し、起業。

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