生後1日のウミガメの赤ちゃんを、海に返す
ザ・リッツ・カールトンバリは家族連れにも優しいホテルだ。小さいお子さんを連れての旅行だとどうしても子守りに追われて、自分の時間、夫婦での時間をゆっくりと過ごしづらいかもしれない。だが、同ホテルには託児サービスがあり、なんと子ども専用のアクティビティまで用意されている。
また、環境保護、子どもへの教育の一環として、ウミガメの赤ちゃんの放流を行っているのもここならではだ。
ホテル敷地内の砂浜に産み付けられたウミガメの卵を保護して、孵化させた生後1日のウミガメの赤ちゃんを海に返す。前後の手足をばたつかせながらも着実に荒波へと進んで行く小さいウミガメの姿は、生命の力強さ、そして、地球という環境の大切さを直に訴えかけてくれる。子どもだけでなく大人にとっても貴重な経験となるはずだ。
それからもちろん、カップルにもオススメだ。海に面したガラスのチャペルは数あるバリ島のラグジュアリーホテルでもザ・リッツ・カールトンバリにしかない特別な作りだ。ハネムーンでも夫婦の記念日でも、ザ・リッツ・カールトンバリでの滞在は、一生の思い出になることだろう。
最終日、オーシャンフロントスイートヴィラでプライベートパーティを開いてくださった、ホテルのカリム・タヤック総支配人に話を聞いた。世界屈指のリゾート地でもあるバリ島には数多くのラグジュアリーホテルが存在するが、ザ・リッツ・カールトンバリの強みとは。
「一つは、世界中の顧客に支持され、信頼されている『ザ・リッツ・カールトンが培ってきたサービス力』。そして、もう一つはそこでしか体験できないアクティビティ。簡単に物や情報が手に入る時代だからこそ、ザ・リッツ・カールトンバリにとまることでしか得られない経験を、どんどん創り出していきたい。ウミガメのプロジェクトもその一つ。単なるレジャーにとどまらず、新しい価値や感動をお客様に味わってもらえるための挑戦を続けたい」(カリム・タヤック総支配人)
物の消費だけに終わらない、感動を分かち合ったり、自分自身を磨いたりする旅こそが、これからの真の大人の旅といえよう。
インドネシア・バリ島へは成田空港と関西空港から直行便を運行する、ガルーダ・インドネシア航空での旅が快適。フライト時間は約7時間、日本からは午前中発、現地に夕方着。帰国便は深夜便のため、現地での滞在をフルに楽しめる! 旅の手配は、ガルーダ・インドネシア航空グループのGOHに。
ガルーダ・インドネシア航空グループ
バリ島旅行専門店 ガルーダ・オリエントホリデーズ
http://www.garudaholidays.jp
DATA
ザ・リッツ・カールトンバリ
http://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/indonesia/bali
宿泊料金、および航空運賃はガルーダ・オリエントホリデーズによる9月までの最低販売料金(諸税等別)。100インドネシアルピア=0.82円、1USドル=109円にて計算(2017年8月現在)
この連載は、全4回でお送りしました。