星のや京都で”脱デジタル滞在”
WEBやスマホで、他人と24時間繋がっていることが当たり前となった現代。国際エグゼクティブの間では、意識してその繋がりを絶つことで、自分をリセットすることが重要視されている。「リトリート」や「脱デジタル」などと言われるそうした休日提案の、日本における先駆者が「星のや」だ。
嵐山・大堰(おおい)川の上流、大自然の中に佇む「星のや京都」では滞在中デジタル機器を預け、一流の京都体験を通じて自分と静かに向き合うプランが好評を博している。
「町の喧騒から離れたこの場所は本当に静か。”観光地”としての京都にはないこの環境を求めて、一人でゆったりと滞在する男性が多く見えます。忙しい日常との繋がりを絶ち、本物に触れる中で、他者ではなく、自分自身との対話が生まれてくる。そうした時間の豊かさを、この場所で感じていただけたらと思います」(廣岡さん)
奥嵯峨の地で本物に触れながら、ゆっくり自分と対話する。
星のや京都 支配人
廣岡太郎さん
2007年入社。星のや京都のソムリエを経て現職。「この滞在が、本物の京都体験の入口になれば幸いです」
「脱デジタル滞在・夏」25万7000円〜(2泊3日、宿泊料込み)
DATA
星のや京都
京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
TEL:0570-073-066(総合予約)
2泊3日の「脱デジタル滞在・夏」は8月31日まで受付。
http://hoshinoyakyoto.jp
[MEN’S EX 2017年8月号の記事を再構成]