世界が注目するバスク出身のシェフがプロデュース【ENEKO Tokyo】

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ENEKO Tokyo
名物「トリュフ風味の卵」。口の中で卵黄とトリュフのエキスが一気に爆発。

フランスとスペインにまたがるバスク地方は美食の宝庫として世界中から注目を集め、近頃は日本国内でもバスク料理を提供するレストランが増えつつある。そんな中、2017年9月、東京・六本木にオープンした「ENEKO Tokyo」は特に注目したい一軒だ。

プロデュースするのは、バスクの三ツ星レストラン「アスルメンディ」を率いるエネコ・アチャ・アスルメンディ。40歳という彼の料理には高度なテクニック、芸術的なセンスのほかにエンターテイメント性が溢れている。

それを象徴するコンセプトが「ピクニック」。エントランスに入るとゲストはまず鉢植えやジオラマなどで彩られた”グリーンハウス”という部屋に通され、ピクニックバスケットに詰められたフィンガーフードをチャコリと一緒に味わってからダイニングへと進む。こうして、リラックスした状態でエネコ氏の食のマジックが堪能できるのだ。

中でも彼のスペシャリテである「トリュフ風味の卵」には目を奪われるだろう。卵黄の中にトリュフの香りのエキスを注射器型のスポイトで注入して作られる一品で、そのデモンストレーションはゲストの目の前で披露される。サプライズ演出がちりばめられた味覚体験に会話が盛り上がるのは確実。予約が取れなくなる前に試していただきたいものだ。

お問い合わせ先

ENEKO Tokyo
東京都港区西麻布3-16-28 TOKI-ON西麻布
TEL:03-3475-4122
営業時間:12時〜14時L.O.、18時〜20時L.O.
定休日:年末年始 ※土曜・日曜・祝日は問い合わせを。
料金:コースのみ(ランチは5000円・7000円、ディナーは9500円・1万3000円)



[MEN’S EX2017年11月号の記事を再構成]
文/須永貴子、神山典子 構成・文/甘利美緒

※表示価格は税抜き
レストランは2階に。地下のバンケットは各種パーティに利用可能。

レストランは2階に。地下のバンケットは各種パーティに利用可能。

カリカリした食感を楽しめる仔豚の天ぷら。

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キノコのアヒージョ。鍋でなくガラスの器に盛り付けるのがエネコ流。

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