イタリアのお洒落達人、プリモさんの「出張ワードローブ」テクニックとは——?

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プリモさん出張時の全ワードローブ、部屋の中での収納テクも凄かった!

 

さらに気になるのは「どうやって持ってきた服をしまっているか?」ということだ。
なので図々しくも、タンスの中までバッチリ見せてもらった! ……すると、驚くことに、本当にお店のように色別、ジャンル別に、持ってきた服たちが美しくラインナップされていたのだ。ジャケットやスーツ、シャツは共地のチーフとともに、セットにしてきれいに重ねて置いてある。肌寒い時に備え、カシミアのセーターもマスト。さらに雨が降った時のために、薄手のコートも持っておくといいそうだ。

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クローゼットの中は、ショップのようにきれいに手持ちの服がラインナップされている。3泊程度の短期出張ならば、スーツ、ジャケット類はネイビーが基本。ベルトはレザーに加えラバーベルト、ニットやシャツ、巻物も複数用意。ネクタイもレジメンに小紋等、5〜6本を多めに持ってくる。
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シャツはボルゾネッラのデニムシャツを多数持参。いずれも襟型や色のトーンが微妙に違うが、持ってきているスーツやジャケットもネイビー系なので申し分なく合う。ここに共地チーフやカフリンクス、カラーピンなどを加えて味付けする。

また一番の驚きは、時計ベルトやカフリンクス、メガネといった小物類のバリエーション。この撮影時はわずか3泊4日の出張ということだったが、昼はクライアントと打ち合わせ、夜は堅めの会食のときもあれば、もう少しリラックスした仲間で食事というケースもある。そのために、ドレスウォッチとアップルウォッチ、コーディネートに合わせて変えられるよう、リボンベルトにクロコベルト、ラバーベルトなど必ず多めに用意。カフリンクスや、ブレスレットなども多数持っておくことで、その日のコーディネートの色に合わせて重ね付けが可能だ。

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部屋のデスクの引き出しには、これまたショップのように小物類がズラリと陳列。これ、3泊4日分の量というのが凄い。アップルウォッチのベルトだけでもラバーが2色にクロコが1色。リボンベルトも、服に合わせて毎日、日によっては朝と夜で付け替えるそうだ。

本当は持ってきた全種類の服でコーディネートを拝見したかったが、この撮影日は、明日の早朝に成田に出発という帰国前夜でパッキングも直前というところだったので、もう1スタイル、帰りの飛行機用のスタイルを撮らせてもらって退散した。

シャツは淡いピンクトーンのストライプで、襟がクレリックだから、あまりパンツと喧嘩しない。対してネクタイは、ネイビー×赤なのでジャケットとも美しくリンク。シャツと共地のチーフを合わせる鉄板テクニックも、もちろん健在!

シャツは淡いピンクトーンのストライプで、襟がクレリックだから、あまりパンツと喧嘩しない。対してネクタイは、ネイビー×赤なのでジャケットとも美しくリンク。シャツと共地のチーフを合わせる鉄板テクニックも、もちろん健在!

ドレスシャツは、基本ダブルカフスに仕立て、全体のコーディネートカラーに合ったカフリンクスを合わせるのがプリモ流。また、時計ベルトももちろん複数本を用意。このスタイルでは、ドレッシーな雰囲気に合わせてヴィンテージウォッチに赤が入ったリボンベルトを。

ドレスシャツは、基本ダブルカフスに仕立て、全体のコーディネートカラーに合ったカフリンクスを合わせるのがプリモ流。また、時計ベルトももちろん複数本を用意。このスタイルでは、ドレッシーな雰囲気に合わせてヴィンテージウォッチに赤が入ったリボンベルトを。

ノータイのときは、ターコイズ色のタートルニットに色を合わせてブルーのシルクチーフを胸ポケにIN。これだけでも、お洒落度がアップ。ちなみにこうしたスタイルのときは、サングラスのレンズも、若干ブルー系のものを選ぶ。

ノータイのときは、ターコイズ色のタートルニットに色を合わせてブルーのシルクチーフを胸ポケにIN。これだけでも、お洒落度がアップ。ちなみにこうしたスタイルのときは、サングラスのレンズも、若干ブルー系のものを選ぶ。

出張移動時は、メールなどもチェックできるようアップルウォッチが便利。このブルーコーデには、カミーユ フォルネのクロコベルトを合わせた。

出張移動時は、メールなどもチェックできるようアップルウォッチが便利。このブルーコーデには、カミーユ フォルネのクロコベルトを合わせた。

さらにターコイズのブレスレットもアクセントとして重ね付け。

さらにターコイズのブレスレットもアクセントとして重ね付け。

長時間の移動時は、ブルーのスニーカーで足元もリラックス。

長時間の移動時は、ブルーのスニーカーで足元もリラックス。

2024

VOL.341

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