今、「乗るべき、泊まるべき、行くべき、見るべき、食べるべきニューヨーク」を徹底レポート!
ニューヨークに最後に行ったのは、大学4年の春休みだった。
まだ、ワールドトレードセンターもあって、耳がツーンと痛くなるのを押さえながら、100階以上という日本ではおよそ上ったことのない高さまでエレベーターでぐんぐん上り、そこから眼下に広がるニューヨークの町並みの美しさに、うわ〜〜〜っと感動したのを覚えている。
マンハッタンの街中は、アップタウンにミッドタウンにソーホー、トライベッカなど、各々の区分けで全然雰囲気が違って、このエリアは東京の代官山、このエリアは渋谷、このエリアは自由が丘……というように東京の街に重ね合わせてエリアの特徴を楽しんでいた。
多様な人種が行き交うエキサイティングな街に、また近いうち絶対来ようと思いながら、気づけば行くのはイタリアやフランス、ヨーロッパが主体となり、20年近くが過ぎてしまった。そしてそんなLong vacation を経て、今年の5月、再びニューヨークを訪れる機会がやってきた!
ビジネストリップにせよプライベートトリップにせよ、国外の旅において重視したいのは、当たり前のことかもしれないけれど、①移動手段が快適か、②宿泊が快適か、③美味しいものが食べられるか、④現地ならではの買い物ができるか、⑤現地ならではのスペシャルな場所に行けるか、ということだ。
4泊6日の滞在では、それらをフルに満たしてくれた相棒がたくさんあった。
極めて高い快眠度を誇るユナイテッド航空の長距離国際線向けビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」。セントラルパークまで徒歩圏内、とにかく便利で施設充実な「パーカー ニューヨーク」。アメリカンステーキだけじゃなく、食文化の高さを感じた絶品ローストチキンの「ロティセリー・ジョルジェット」。スーツスタイルのお手本の宝庫、「ブルックス ブラザーズ」マディソン本店。そしてNYCといえば、やっぱり観ておきたいブロードウェイの「ウィキッド」や、ワールドトレードセンターの跡地に再生した「ワンワールドトレードセンター」。マンハッタンから橋を渡り、少し離れれば、ブルックリンの最新ウォールアートや、人気急上昇のウィスキー醸造所へ辿り着く。
さて、次の章からは、ビジネストリップや家族旅行でニューヨークに行かれる際に参考にしていただきたい、最新の「Fun!NYC」を一気にご紹介! (続く)