フィレンツェの街並みに映えるように作りました【UEMOTO】

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『MEN’S EX』の読者の方なら、植本高史さんの名前をご存じの方も多いでしょう。そう、お直しの専門店「サルト 銀座店」にいらっしゃる、新進気鋭の仕立て職人さんです。今月は、僕の散財アイテムとして、その植本さんが立ち上げたオーダーブランド「UEMOTO」のスーツを紹介しましょう。

このスーツで、僕が最もこだわったのは生地選び。前号でもお伝えしたように、仕事で伊・フィレンツェ行きが決まって、街なかを歩くのに相応しいスーツを探していたんです。ほら、フィレンツェって、街全体が世界遺産で、建物も道も石でできているじゃないですか。その茶色い雰囲気に合うのはどんな装いかと考えて、思いついたのがアズーロ・エ・マローネ。それもイタリアの強い日差しに映える青がいいなあと思ったのですが、既製品では気に入るものがなく……。それで植本さんに作っていただいたというわけです。

全体的に丸みを帯びたスタイルは、着る人の印象を柔らかくしてくれますし、植本さんお得意のワンピースバックで後ろ姿もキマる。大満足の仕上がりですね!


清涼感と艶感を一挙両得できる
k_20130802_02.jpg リラックス感抜群のジャケットに白シャツ、素足にスリッポンで、これからの季節にぴったりの、目にも涼やかなコーディネート。「パープルを想わせる、ちょっと艶めいたネイビーだから、単なる爽やかで終わらずに、大人ならではの落ち着きも表現できると思いますよ」

ここに惹かれました!

k_20130802_03.jpg 背中は、仕立て職人・植本高史氏の真骨頂、ワンピースバック。背のラインに沿った流麗なバックスタイルは、背に縫い目がない一枚仕立てならでは。


k_20130802_04.jpg ラペルにさりげなく施したダブルステッチが、味出しに一役買っている。


商品データ

サラリと軽やかに“涼”を纏うような一着 袖の付け根にギャザーが入ったマニカ・カミーチャ仕上げで、シャツジャケットのような、軽く涼しい着心地が味わえる一着。縦糸に紺、横糸に白を用いたシャンブレー織で、光の加減で色が絶妙に変化するのも魅力だ。納期は約4ヶ月。32万5000円(サルト 銀座店) ■峰 竜太さん公式ブログ〈http://mineryuta.sblo.jp

2024

VOL.341

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