見ためほぼ変わらず性能アップ! 電気自動車「BMW i3」がバッテリー容量30%増を発表

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BMW i3にバッテリー容量を増した新モデルが本国発表

2年前にアップデートでバッテリー容量をセル自体の大きさを変えずにエネルギー密度を増やす事で22.6kWhから33kWhに増やしたばかりのBMW i3が、2019モデルとして更にバッテリー容量を増やして42.2kWhとした新モデルを発表した。

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新しいカラーやアダプティブLEDヘッドライトが装備される以外は外観では大きな変化のない大容量バッテリー搭載の新型i3。BMW専用のプロセスで製造された新型リチウムイオンバッテリーは耐久性、信頼性、安全性、出力のすべてでBMWの設計基準を満たしたセルが採用されており、従来と同じサイズのバッテリーモジュールで約30%のエネルギー密度の向上を果たしたという。

モーターのスペックは従来と変わらない170hpで0-100km/h加速は7.3秒となる。瞬時にトルクが立ち上がるモーターの性質上中間加速は同等のパワーのエンジンより遥かに鋭く、80-120km/hの加速は僅か5.1秒。国内には導入されていないスポーツバージョンのi3Sでは0-100km/hが6.9秒となる。42.2kWhモデルでは50kWhの急速充電器を使用すると80%の容量まで40分で充電可能。実世界での走行条件に近いNEDCサイクルでの1充電航続距離は359km。

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CFRPモノコックを採用したボディや、再生可能素材を活用したインテリアなど、5年の時を経てもライバルが追いつく事の出来ない先進性を持ち、2014年の発表以来世界で最も売れているプレミアムコンパクトセグメントEVであるBMW i3。大容量バッテリーを搭載した新モデルの国内導入発表を心待ちにしたい。

文/サステナ編集部

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まっすぐおもう、未来のコト。 モータージャーナリスト島下泰久氏が主宰を務める、「クルマが目指す未来」を主軸に先進環境技術やそれを取り巻く社会の変化など、あらゆる事象を追うウェブメディア。

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