今季のアイテムの中から、”これは絶対名作になる!”という逸品をMEN’S EX編集部員が徹底討論。ヒット確実の傑作をご紹介する。
表革とスエードの切り替えでムートンをモダンアレンジ
アメリカンヘリテージに程よいポップさをプラス
米空軍スタイルの男らしいショート丈のムートンジャケットを、より街中でクールに着られるよう軽快かつ洗練アレンジ。もちろん使用するムートンは上質なものがセレクトされ、保温性は満点だ。24万円
ラギッドさを抑えてモードな雰囲気すら漂う
内田 このムートンジャケット、レディスがあったら欲しいかも!
平澤 その気持ちわかるなぁ。基本的デザインは米軍のフライトジャケットを踏襲しているんだろうけど、ラギッドさは抑えめで、むしろとってもラグジュアリーな感じだもんね。
内田 ところどころスムースレザーで切り替えたのもお洒落。マットな中にギラリと表革がアクセントをつけてすごくリッチな雰囲気だし、モードなエッセンスすら感じます。
平澤 それもそのはず、今作は’16年秋冬から始動した「ヒルフィガーエディション」という新しいコレクションラインのもの。同ラインには従来とちょっぴりテイストの異なる攻めたアイテムが揃っているのよ。
内田 袖口のリブをストライプにしたのもいいな。一瞬派手な感じもするけれど、このポイントがあるからジャケット全体がどこか軽快に見えるし、このブランドらしいツイストも感じる。こういうのをサラリと着こなす男性が現れないかな。
平澤 オトナにこそ着てほしい!
話したのはこの2人
平澤香苗(MEN’S EX ONLINE編集長)
メンズのアウターに「もこもこ」がついてると、つい触りたくなる。
内田さやか(副編集長)
襟ボアのついたアウターを着ている男性にキュンとくるたち。
Brand Story TOMMY HILFIGER(トミー ヒルフィガー)
フリーのデザイナーとして活躍していたトミー・ヒルフィガーが1985年に設立。モダンかつ洗練されたアメリカンスタイルを提案。
お問い合わせ先
PVHジャパン
TEL:0120-266-416
[MEN’S EX 2017年11月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 構成/伊澤一臣 文/吉田 巌(十万馬力)