CARTIER（カルティエ）の「サングラス」

「サントス」の美学が手元から目元へ

名門ジュエラー・カルティエが手がけると、サングラスはここまでラグジュアリーになるのか。そんな感嘆の声が漏れる一本が登場した。本作はなんと、ブランドを代表する名作時計「サントス」から着想を得たもの。つまりこれは、“目元を飾る”という新たなジュエリー体験なのだ。

ブリッジは精悍なダブル構造、フォルムは柔らかなスクエア、フレームは上質なメタルにゴールド仕上げが施されて高級感がたっぷりだ。そして、テンプルのスクリューディテールや、時計ストラップからインスピレーションを得てファセット加工が施されたヒンジやテンプル、そして幾何学形状のテンプルチップまで、随所に本家「サントス」を彷彿とさせるディテールが表現されている。

何より本作は、掛けるだけで着こなしが格上げされるという利点がある。軽装になる夏の季節、今号の特集でも提案している、ドレスシャツにブルージーンズを合わせたようなシンプルなスタイルに添えるだけで、上品なアクセントとして絶大な効果を発揮する。まさに大人の夏の装いに差をつける一本だ。