Lesson3
「どこか装いが冴えない」を解消 色ニットTこそ華やぎの最善手
白や黒のTシャツを着て、少し地味な印象を感じたら色使いで華やぎを。ただ、普通のコットンTシャツだとややカジュアルになる恐れも。柔らかなドレープを描くニットなら品良く、華やかな色使いを楽しめる。
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【上段右】 CASSY / キャシー
素材はカシミア。極細の原毛を厳選し紡いだ糸を16ゲージで編み上げることで、夏の素肌に着ても心地良さを約束する。ややスモーキーなインディゴブルーは、爽やかながら落ち着きも両立する。1万9000円(キャシー)
【上段中央】 BATONER / バトナー
4シーズンウールを採用し、ややゆとりあるサイズで別注。計算されたモックネックの高さは、ジャケットの襟裏と肌の干渉を防ぐ。やや長めの袖も、品良く見せる。2万6000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
【上段左】 991 / キューキューイチ
自宅で洗える独自開発のウール「レイズ」。スーパーファインメリノウールを採用することで、素肌に直接纏ってもチクチクしない上、高発色を実現。上質、実用、快適と3拍子揃うニットTに仕上げた。2万6000円(ギア)
【下段右】 JOURNEY MAN / ジャーニーマン
インド超長綿を強撚し鹿の子の生地にしてつくった1枚。素肌に着てもまとわりつかないドライな風合いは今の時季にも最適。リンキング仕様の首回りも、快適さを後押ししてくれる。1万9000円(ストラスブルゴ)
【下段中央】 JOHN SMEDLEY / ジョン スメドレー
1枚着でもバランスが良く、30ゲージという極繊細な編みにより、心地良さと上質さを共に楽しめるS4409。比較的落ち着いた色みも、その滑らかさが決して地味には見せない。2万5000円(リーミルズ エージェンシー)
【下段左】 DESIGNWORKS / デザインワークス
この鮮やかな発色は、シルク100%ならでは。それでいて派手さよりもラグジュアリーな印象が強いのは、ニットなればこそ。そしてさらに、家庭での洗濯が可能という実用性が嬉しい。1万9000円(デザインワークス 銀座)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)