“アーティストジャケット”の知性を携えて。
まだ見ぬ何かに逢いにゆこう
美しい自然に感性を刺激され、自由気ままに心身を解放したくなる秋。そんなムードにぴったりな一着としておすすめしたいのが、本誌命名“アーティストジャケット”だ。その定義は、古くからクリエイター御用達のスタンドカラージャケット、あるいは画家の仕事着としても愛されたカバーオールを上質な素材でアレンジしたアウター。いずれも知的にしてリラックス感も備え、この時期の外出に絶好の使い勝手だ。芸術の秋よろしく美術館を訪れてもよし、目的を定めずそぞろ歩きに出てもよし。まだ見ぬ何かに出会いたい、そんな気分で踏み出す一歩をアーティストジャケットが後押してしてくれるはずだ。
BRIONI(ブリオーニ)
肉厚のカシミアを惜しみなく使い、一枚仕立てで軽やかさも表現した逸品。上品なブルーの発色ともあいまって、シンプルながら圧倒的なまでのオーラを放っている。ステッチワークやフラップでアクセントをつけたポケットやブランドイニシャルを刻んだ胸元のレザーパーツなど、さりげなくディテールにまで凝ったデザインだ。132万円(ブリオーニ クライアントサービス)
ORBIUM(オルビウム)
左右非対称の胸ポケットやスタンドカラー部分まであしらったボタンなど、さりげないデザイン性が目を引く一着。地色と同系色のチェック柄もアーティスティックなムードを後押ししている。31万9000円(オルビウム)
PAUL STUART(ポール・スチュアート)
モノトーンのチェック柄ツイードで仕立てた一着は、どこかフレンチ的なエレガンスも発揮。マチつきのスクエア型ポケットも印象的だ。カフ袖ゆえ手元のアレンジも自在。14万9600円(ポール・スチュアート 青山本店)
MANZONI24(マンゾーニ24)
エレガントカジュアルの名手として鳴らすイタリアブランドの作。生地はロロ・ピアーナのウールカシミアで、滑らかな毛並みが抜群の品格を漂わせている。41万8000円(ストラスブルゴ カスタマーセンター)
お問い合わせ先
ブリオーニ クライアントサービス TEL0120-200-185
オルビウム info@orbiumofficial.com
ポール・スチュアート 青山本店 TEL03-6384-5763
ストラスブルゴ カスタマーセンター TEL0120-383-563
[MEN’S EX Autumn 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。