海岸ドライブ を最高に楽しむクルマ6選
選び方のポイント
1. オープンモデルであり、ソフトトップであること
2. 使うことはなくても「2+2」の居住性を確保すること
3. 圧倒的なGT(グランツーリスモ)性能を持つこと
オープントップは色を自在に選べるソフトトップ。人を乗せることはほぼなくても、あることで優雅な空間を作り出す2+2シートレイアウト。使い切ることはほぼ不可能なハイスペックな性能。これを満たすクルマこそ、「湾岸ドライブを楽しむクルマ」であり、それは究極のラグジュアリーオープンGTカーなのだ。
ASTONMARTIN DB12ヴォランテ
スポーティーな走りと優雅さを併せ持つオープン4シーター
アストンマーティンは英国を代表するスポーツカーメーカーで、チャールズ3世も皇太子時代から愛用。そしてDB12ヴォランテは、トップモデルであるDB12のオープンモデルだ。スポーツ性能の部分ではフェラーリのほうが得意としているかもしれないが、「スポーツ性能に優れ、なおかつ超ラグジュアリーでもある」という部分においては、おそらくはDB12ヴォランテこそが世界王者。パワーユニットは最高出力680PSの4LV8ツインターボ。3290万円〜(アストンマーティンジャパン)
Ferrari ローマ スパイダー
約半世紀ぶりに復活したソフトトップ採用のFRオープンモデル
ほぼ工芸品のようなスーパースポーツおよびスーパーラグジュアリーカーだけを製造しているフェラーリが、2023年に発売した4座式オープンカー。電動ソフトトップはわずか13.5秒で開閉可能で、車速60km/h以下であれば走行中でも操作可能。そして最高出力620PSを発生する3.9LV8ツインターボエンジンは、他のブランドでは決して味わうことができない官能的なサウンドとレスポンスでドライバーを歓待してくれる。0-100km/h 加速は3.4秒。3280万円〜(フェラーリ ジャパン)
BENTLEY コンチネンタルGTC
世界最高峰といえるグランツーリスモのオープンモデル
同じ英国発祥のロールス・ロイスがショーファードリブンを前提としているのに対し、ベントレーはドライバーズカーであることが特徴。そしてこちらコンチネンタルGTCは、ドライバーズオープンカーとしては世界最高峰といえるポジションの一台。細かな動きの質までを含め、そのすべてが超絶ラグジュアリーだ。最高出力550PSの4LV8ツインターボエンジンが基本となるが、同659PSの6LW12ツインターボもラインナップされている。3292万3000円〜(ベントレーコール)
[MEN’S EX Summer 2024の記事を再構成]
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