メタルと天然素材を合わせた芸術的フランス製アイウェア「ルーカス ド スタール」

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ファッションとしてはもちろん、確かな品質も備えた本格眼鏡。鯖江の老舗から世界の有名メゾンまで圧巻の1000本以上の最新フレームを1冊に網羅した『本格眼鏡大全 2024』が発売中。その中身を一部ピックアップしてご紹介する。

Lucas de Staёl(ルーカス ド スタール)

Lucas de Staёl ZY06/06
品番 ZY06/06(詳しくは下記にて)

天然素材×シートメタルでアイウェアの可能性を追求

2012年、パリにてブランドをスタートしたルーカス ド スタール氏。フランス国立のアートスクールを卒業した氏は、デザインにアートを取り入れること、また新しいことを探求し続け実現させていくことを大切にしている。これまでにない眼鏡を作るため、素材に選んだのは医療用ステンレスと天然素材だ。軽量で弾力性に優れるシート状のステンレスに、ルーカス氏はレザーやウッド、石などの天然素材を貼り合わせることで、これまでにない豊かな表情をもたせることに成功した。それでいてベースがシートメタルなので佇まいが非常に洗練されており、軽量でフィッティングに対応できるというのも、大きな魅力だと言える。

これらのフレームが製作されているのは、パリ19区にある自社のアトリエだ。元印刷工場だったその場所で、全工程ハンドメイドされている。繊細で美しいデザインを生み出すため、自社で製造用の機械や製造方法も開発しながら、フレームを作っているという。そのデザインや製造手法は年々広がりを見せ、2023年に発表されたゴーグル風デザインの「グレイシア」は、シルモドールにもノミネートされた。今やフランスを代表するアイウェアブランドのひとつになったと言っても過言ではないだろう。

Lucas de Staёl(ルーカス ド スタール)

 BRAND INFO 
創業年/2012年
創業者/ルーカス ド スタール
現在地/フランス
問い合わせ先/トゥーランドット
TEL:06-6442-4060

ブランドの特徴
1. 多様な種類のレザーや石など天然素材を使用
2. フレームのベースには軽量なステンレスを採用
3. 使用素材や製法なども年々進化を遂げている

デザイナー ルーカス ド スタール

デザイナー
ルーカス ド スタール

画家を祖父にもち、自身もアーティストでありジュエリー細工師でもあるルーカス氏。レザーを使ったルーペやケースなども自社のアトリエで製作しており、料理上手という一面も。


2024

VOL.342

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