紺スーツがどうもマンネリで……
A.ソラーロ、シアサッカー、リネンで差をつけよう!
ビジネススタイルの大基本ゆえ、常にマンネリと戦わなければいけないネイビースーツの装い。変化を狙おうとするとつい柄ものに目が向きがちだが、使い勝手も考えると、慣れない色みに手を出すより素材感でアップデートを図るほうが得策だ。推しはこの3つ。いずれも流行不問ゆえ、揃えておいて損はないだろう。
UNIVERSAL LANGUAGE(ユニバーサルランゲージ)
豊かな表情が浮かぶネイビーソラーロ
ソラーロと聞くとベージュ系がまず思い浮かぶところだが、仕事使いならネイビーに注目したい。日陰では至極シックでありながら、光に照らされると特有の豊かな表情が浮かび上がる。さりげなく紺無地スーツをアップデートする策として大いに有効だ。写真の一着は、ヴィターレ・バルべリス・カノニコのソラーロ「ボーソレイユ」を採用。5万4890円(スーツスクエア TOKYOGINZA店)
SOUTHWICK(サウスウィック)
着心地の良さも魅力の進化系シアサッカー
伝統のストライプ柄だけでなく、近年は無地ものも定番化しつつあるシアサッカースーツ。タイドアップもできるドレス感を保ちつつ、リラックス感も表現できるのが魅力だ。こちらはウールに機能性素材のソロテックスをブレンドしたシアサッカーで、形態安定性とストレッチ性も兼備。当然着心地もすこぶる快適だ。ジャケット11万円、パンツ3万5970円/以上サウスウィック(シップス 銀座店)
SARTORIO(サルトリオ)
着るほどに味が出るリネン100%スーツ
リネン100%の生地を採用したネイビースーツ。程よくウェイトのある生地ゆえ大きく美しいシワが入り、一日じゅう着用してもクシャッと着崩れて見えないのが特徴だ。着るほどに味わいある経年変化を楽しめるのも魅力。ジャケットは2パッチポケット仕様のため、上下をバラして単品使いすることもできる。想像以上に幅広く使える一着だ。21万2300円(ストラスブルゴ カスタマーセンター)
春夏らしいVゾーンの作り方は?
A.プリントタイで軽やかに
春夏らしい軽快感をコーディネートでも表現するなら、ヒラリと軽快なプリントタイを取り入れてみるべし。
左:1万9800円/ポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)
右:2万4200円/ステファノビジ(ドゥエア・インク)
さらにアクセントを効かせるなら?
A.コットンチーフで華やぎを
白無地のリネンやコットンでベーシックにまとめるのも当然アリだが、胸元にも変化を狙うならコットンチーフを推奨。無造作に挿すと華やかさが断然アップする。各8580円/ロバートフレイザー(アイネックス)
お問い合わせ先
スーツスクエア TOKYO GINZA店 TEL 03-6264-4704
シップス 銀座店 TEL 03-3564-5547
ストラスブルゴ カスタマーセンター TEL 0120-383-563
ポール・スチュアート 青山本店 TEL 03-6384-5763
ドゥエア・インク TEL 03-3710-7772
アイネックス TEL 03-5728-1190
[MEN’S EX Spring 2024の記事を再構成]
※表示価格は税込み。