技術の進歩と独自の発想がタフでユニークなデザインを実現
技術革新が止まらないハイテク素材
機械式時計においては、正確性の追求、着け心地、タフさが求められる。それらを実現するために、各ブランドが技術の革新に努めた結果、これまで時計には採用されてこなかった新しい素材が登場している。中には素材の開発に自ら携わるブランドもあるほどだ。開発に情熱を注いだ結果生み出された、最新素材についてみてみよう。
REBELLION TIMEPIECES(レべリオン タイムピース)
リ・ボルト スリーハンズ カーボン・アークティック・ストーム
独自の製法で高剛性なカラーカーボンを実現
カーボンの糸をコイル状にし、色素とともに加熱圧縮してカモフラ柄を表現。スケルトンムーブは自社製。手巻き。ケース40.35×38.5mm。カラーカーボンケース。ラバーストラップ。50m防水。世界限定50本。1056万5000円。6月発売予定。(レベリオン ジャパン)
IWC(アイ・ダブリュー・シー)
パイロット・ウオッチ・クロノグラフ41・トップガン・セラタニム®
硬質で軽量な外装はマットな質感
セラミック化されたチタニウム、セラタニウム®は驚くほどに軽い。リューズとプッシャーも同素材製。表面のセラミック層の黒くマットな質感で、勇壮な雰囲気を湛える。自動巻き。径41mm。セラタニウム®ケース。ファブリック+ラバーストラップ。10気圧防水。158万4000円。IWCブティック・Eブティック限定発売。発売中。(IWC)