革靴の作りの丁寧さがわかるポイントは？
ライニングやステッチを見てみましょう
履き心地を構成する要素だが見落としがちなのがライニング。「触れると吸い付いてくるような滑らかなライニングレザーなら、足馴染みも良いでしょう。コバの出し縫いやアッパーのステッチの細かさも確認を」
ライニングも見てみましょう
「触ったときに滑らかで、吸い付くようなレザーなら、履き心地も良く、足に馴染みやすい」
ステッチがきれいな靴は穴飾りもきれいです
「出し縫いやアッパーのステッチが細かく均等なら他の部分も丁寧な作りのものが多いです」
表地以外で良いネクタイを見分けるポイントは？
裏地がシルクなら総じて作りが良いものが多い
「表地はもちろん裏地も見極める際のポイントの一つといえます。裏地がシルクのネクタイは総じて作りが良いものが多い。さらに、良い芯地を使っているか、ハンドの縫製になっているかを含めた4つの要素が、上質なネクタイかどうかを見分ける基準になります」
裏地もチェック
表地の生地感にばかり注目しがちだが、裏にどのような生地を使っているかにも注意してみよう。
お財布でも上質さを見分けられる？
革小物こそ作りの微差が質の高さに直結します
色やデザインに目を奪われがちだが、ステッチとコバも要チェック。「丁寧で繊細な作りこそ、信頼のおける上質な革小物といえます。ステッチが均等か、コバがきちんと磨かれて艶があるか。細部まで確認を」
縁は滑らかかチェック
「コバは磨かれており滑らかなものを。着色しているだけのものは剥げやすく耐久性に欠けます」
ステッチは革から浮いていないか
「ステッチが均等で革に沈んでいると、見た目が美しいだけでなく、糸も切れにくくなります」
［MEN’S EX Summer 2021の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
※表示価格は税込み
