プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
フォーティーン TB-5 フォージド FOURTEEN TB-5 FORGED 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.130】
軟鉄鍛造ヘッドらしい打感の良さ
打ちやすさと飛ばしやすさも魅力!
ライター・ツルハラ(以下、鶴原) 今回は、僕が以前に試打して「これはいい!」と思ったクラブをご用意しました。ぜひ、奥嶋プロにも打ってもらおうと思いまして。
奥嶋プロ(以下、奥嶋) ほぅ、このフォーティーンのアイアンですか。
鶴原 「TB-5 フォージド」というモデルです。ヘッドは軟鉄鍛造で作られていて、タングステンなどの詰め物はありません。純粋な単一素材のフォージドアイアンです。けれど、寛容性があって少し飛ばせます。けっこう売れているらしいですよ!
奥嶋 ヘッドは大きめですが、バックフェースがすっきりしたデザイン。スマートな外観ですね。
鶴原 このアイアンの一番の特徴は、独自の「シアターブレード」という設計を採用しているところ。バックフェースに凹凸がなくて、つるんとして見えるのですが、実はグラデーション的にフェースの肉厚が変えられています。
奥嶋 本当ですね。フェース部分を指でつまむと、フェース中央と外周の肉厚が変わっていることが分かります。こういうアイアンは、初めて見ました。
鶴原 では、さっそく打ってもらいましょう。番手は7番(ロフト角30度)と5番(ロフト角23度)。装着シャフトはともにフォーティーンのオリジナルスチールです。
奥嶋 では、打ってみますよ。おりゃ!