背中のじっとり汗は風通しで解決する
電子決済然り、スマホを操作する場面が劇的に増えた昨今。自転車通勤者やIT関係者のみならず、ブリーフケースから両手が空くバックパックへ移行する人が目立つ。肩の崩れやシワ問題はさておき、懸念されるのは背中の蒸れ。背負った姿がせっかく颯爽としているだけに、下ろしたときに汗染みがべっとりなんてもったいない限りだ。
DESCENTE(デサント)
蒸れの解消はもちろんのこと背中のツボも押してくれそう
こちらのエアロストリームバックパック for ビジネスは耐水生地でPCなどを保護し、通勤パスなどの小物収納にも気を配る中、目を引くのが背面。エアロストリームパネルと称し、まるでハイテクスニーカーのソールのような凹凸とメッシュにより、背面内を空気が通るようにした。縦48×横29×マチ12.5cm。1万7600円(デサントジャパン)
ACE.(エース)
実にわかりやすい構造でもその効果はテキメン
2気室を採用するラパックエアV2。通気性を確保するための仕組みは、単純明快。背面を弓なりにカーブさせ、それを覆うようにハリのあるメッシュパネルを配置。背中とバックパックの間に隙間を作った。縦30×横42×マチ14cm。ショルダーストラップにもパンチングされたクッション材を配するなど、抜かりない。2万6400円(エース)
[MEN’S EX 2021年7月号DIGITAL Editionの記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。