メイド・イン・フランスを守るメガネブランド「ラフォン」の華やかフレームに注目!

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本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。

LAFONT(ラフォン)

LAFONTの注目フレーム_LAF-FANETTE
品番 LAF-FANETTE(詳しくは下記にて)

フレンチデザインのエレガントなアイウェア

幾層にも重ねたアセテートの華麗な色彩、フレームに施された繊細なエッチング。ラフォンは華やかなフレンチデザインをアイウェアで体現している。1923年にルイ・ラフォンがパリに開業した1軒の眼鏡店が、ラフォンのルーツである。転機はルイの息子であるフィリップとその妻ロランスの出会いから。テキスタイルデザイナーとして活躍していたロランスのデザインがルイの目に留まり、’79年にブランドが始動。黒や茶色のフレームが主流だった時代に、ロランスは多彩な色使いやテキスタイル柄など、早々とファッションのエッセンスを眼鏡に取り入れた。

それが『VOGUE』や『ELLE』などで取り上げられる。これを機にラフォンは“色彩の魔術師”と評される世界的なブランドへと成長していく。モード界の慣習をいち早く取り入れ、春夏と秋冬の2シーズンを柱として、年2回のペースでコレクションを発表し続ける。このように精力的に活動していたロランスだが2008年、急逝してしまう。

現在、ラフォンの新たな歴史を拓くのは、母ロランスの下で学び、チーフデザイナーに就任した長男のトーマ氏だ。トーマ氏は“アール・ドゥ・ヴィーヴル(フランス人の哲学や美学に基づく心地良い生活スタイル)”にこだわり、ラフォンの華麗なるDNAを引き継いでいる。先代が培ってきた“メイド・イン・フランス”を保守し、革新にチャレンジする精神も忘れない。眼鏡店の創業からもうすぐ100年を迎えるラフォン。新時代を迎えたブランドのポテンシャルは高い。

LAFONT(ラフォン)

 BRAND INFO 
創業年/1979年
創業者/フィリップ・ラフォン
現在地/フランス・パリ
問い合わせ先/イワキメガネ
TEL:03-3462-1504

LAFONTの注目フレーム_トーマ・ラフォンさん

デザイナー
トーマ・ラフォン

現在、ラフォンのデザインの陣頭指揮を執る4代目のトーマ・ラフォン氏。ヴィンテージバイクなどが趣味で、メンズコレクションには彼の嗜好性が反映されている。


2024

VOL.341

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