【本格眼鏡大全】デザイナー堀 一彦氏が手掛ける「トレミー48」のメガネフレーム7選

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本格眼鏡とは? なぜ本格眼鏡が必要なのか? どんなブランドがあるのか? を一冊で網羅する『本格眼鏡大全』が発売に。1000本ものフレームが掲載された本書から、ここでは国内外の本格眼鏡ブランドをピックアップしてご紹介する。

Ptolemy48(トレミー48)

Ptolemy48の注目フレーム_E-055
品番 E-055(詳しくは下記にて)

日本の眼鏡職人の高度な技術が宿る革新的デザイン

2007年にデビューしたトレミー48。それは、デザイナーである堀 一彦氏と、4人の職人との出会いがきっかけだった。眼鏡産地・鯖江にて連綿と受け継がれてきた職人の技を残し、さらに向上させていきたい。そうした強い信念に基づいて、ブランドはスタートした。

そんなトレミー48の真髄が堪能できるのが、人気シリーズの「アポロン」だ。現在もちうる最高峰の技術と英知を駆使し、手間暇をかけて作られるハイエンドなコレクションである。人気モデルをアップデートさせた「AP-037」では、前方に大きく隆起したチタン製のブロウに、伊・マツケリ社製のアセテート生地を精巧に合わせ、異素材ながら一体感のある立体的なデザインを実現。これぞ、高度な技術をもつ金型職人やプレス職人の為せる業である。そのほか、「E-055」ではチタン製のフードに精緻な彫金模様を施すなど、毎シーズン新たな表現手法に挑み、革新的でいて芸術的なフレームを生み出している。

また、表情を豊かに彩る色使いのセンスも特筆すべき点だ。鮮やかな色彩を要所で効果的に用い、目元に華やかさを添える。さらに、もち前の立体的なデザインにカラーのコントラストを効かせることで、平坦な日本人の顔にメリハリを与えるなど、計算されたカラーリングも大きな魅力となっている。

機能性とデザイン性を高いレベルで融合させたトレミー48。日本が世界に誇る眼鏡作りの高度な技術を堪能できる、珠玉のアイウェアだと言えるだろう。

Ptolemy48(トレミー48)

 BRAND INFO 
創業年/2007年
創業者/堀 一彦
現在地/日本・福井県
問い合わせ先/トレミーフォーティエイト表参道ショールーム
TEL:03-6427-2915

Ptolemy48の注目フレーム_堀 一彦さん

デザイナー
堀 一彦

メンズ・ウィメンズともにすべてのデザインを担当。堀氏が目指すのは、“世界最高水準の眼鏡職人技”。その技術を発展させるために、常に新しいことに挑戦する情熱の持ち主だ。


2024

VOL.342

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