2021年、大胆な胸元は青白に宿る
ストライプやドット柄タイでは昔から青白配色はあるが、今季目立つ大柄だとぐっと胸元での洒落感が増し、清涼感も高まる。時代の閉塞気分も吹き飛ばせそうだ。

[左]ROBERT FRASER(ロバート フレイザー)
クラシックな粋と季節に相応しい涼感
ひときわ明るい爽やかなブルーベースに、リーフのような柄をランダムにちりばめた。最近流行りのヴィンテージ調タイの流れに乗りつつ、春夏らしい清涼感も醸し出せる重宝な1本だ。シルク100%。剣先幅8cm。1万1000円(アイネックス)
[中]PAUL STUART(ポール・スチュアート)
大人の遊び心を醸し出せるラフなチェック表現
遠目は青白のチェック柄だが、よく見ると柄はフリーハンドで描かれたような趣で、遊び心を感じさせる。シックなスーツを軽快に見せる外しとしても、休日にジャケットやセットアップを着用するときも重宝しそうだ。シルク100%。剣先幅9cm。1万5000円(ポール・スチュアート 青山本店)
[右]FRANCO BASSI(フランコ バッシ)
エッジの利いた大柄が新鮮なスパイスに
艶やかなネイビーにくっきりピュアな白を配したタイ。薄作りということもあり、胸元に風を呼ぶような爽やかな仕上がりだ。ペイズリーを思わせる有機的な柄のユニークさもあり、いつものスーツも一気に新鮮に仕上がる。シルク100%。剣先幅8cm。1万6000円(アイネックス)

コンサバな紺スーツ×ブルーシャツも、大柄青白タイで一気にモダン。しかも清潔感や品位はキープ。タイは[右]と同じ。スーツ13万5000円/リングヂャケット(グジ 東京店) シャツ3万6000円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール)
[MEN’S EX 2021年4月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
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