プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!
テーラーメイド SIM2 ドライバー TAYLORMADE SIM2 DRIVER 【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.122】
ヘッドスピードを上げやすい浅重心設計
左にミスしたくないパワーヒッター向け
ライター・ツルハラ 今回試打するのは、多くのPGAツアープロが使用している「SIM2 ドライバー」です。こちらは店舗限定での発売となっていて、テーラーメイド公式オンラインショップと公認セレクトショップのみで購入できるモデルです。
奥嶋プロ 「SIM2」シリーズの3モデルは上からヘッドを見るとソックリなんだけど、ソールを見ると違いを認識できますね。
ライター・ツルハラ ソールのフェース寄りに付けられている丸いウェイトは、他の2モデルよりもフェースセンターに近いところに位置しています。つまり他の2モデルよりもヘッドの重心位置がトゥ側に寄っているということです。さらにヘッド最後部のウェイトは16グラムと軽めになっていて、そのぶんヘッドの前側が重めになっています。
奥嶋プロ なるほど。ヘッドの外見からもこのモデルは浅重心設計、重心距離も長めになっているように見受けられるわけですね。
ライター・ツルハラ そのとおり! フェース面に目を転じると、昨年発売された「SIM ドライバー」よりもディープフェースになっているのが分かります。よりパワーヒッターが使いやすいアスリート仕様になっているようです
奥嶋プロ ホントだ。よく見るとディープフェースになりましたね。よっしゃ! では、打ってみましょうか。